こちら宮城県ではここのところ急に涼しくなり、夏の間とても重宝した「冷たいシーツ」に寝転ぶとひゃっこくて寝られなくて、とりあえずシーツの上にバスタオルを敷いて寝ております。
そして「部屋だけ裸族生活」を満喫していた原始人鮎川太郎も最近はプルプル震えながら裸で音楽聴いてたりして、こりゃダメだと思い至り、服を着る文明人鮎川太郎に変貌いたしました。
そうなると、あんなに「早ぐ涼しぐなってければいいな」と思ってたのに、もう来年の夏が待ち遠しい気もしたりして、ほんとにおらは痛み痒みをすぐ忘れるホデナス野郎なのであります。
ま、そんなことで....
関東以南はまだ暑さが続いていて大変だと思いますが、くれぐれもお身体大事になさって下さいね。
さて、一番最近購入したCDのご紹介です。
デビッド・ボウイの名盤「ジギー·スターダスト」であります。
ロック少年だった鮎川太郎。
高校生の頃デビッド・ボウイの「スターマン」という曲を聴いて感激し、スターマンが入っていて、ジャケットも素晴らしいこのレコードが欲しくて、レコード屋に行くたんび手に取って買おうとするのですが、なぜだか?......いやホント、なぜだか知んないが、そのたんび他のレコードに目が行って......ツェッペリンの持ってないレコードだったり平山みきのベスト盤だったり....「デビッド・ボウイはまた今度買おう」と何度か「また今度」が続いてそのうち“デビッド・ボウイ欲しい熱”が治まって、68才になる今日までデビッド・ボウイはずいぶん前に中古屋で¥500で買ったベスト盤のCDだけ(スターマンはちゃんと入ってます)。
最近、スターマンを聴きたくてYouTube開いたらこのアルバムが有って最初から聴いたら「あっ......これ」。
実に良いアルバムでした。
もうあの頃買ったツェッペリンのレコードも平山みきのベスト盤もどっか行って無くなったけど、このレコードをもしあの頃買ってたらおらの青春ロック史に燦然と輝く思い出の名盤になったに違いなくて、誰かにロック話する時に「デビッド・ボウイのジギースターダストには感激したね〜。おらの思い出の名盤ベストテンに入るレコードなんだ〜」と自慢げに語っていたに違いない。
18歳の頃に欲しかったレコード。
50年後にしてようやく手に入れた。
(レコードでなくCDだけど)
おらは18歳だ。
ここは高校の時の下宿屋「遠山館」だ。
と思いながら聴いたらまた感激ひとしおでありました。
出だしの「5年間」という曲がなんとも素晴らしい。
後半のデビッド・ボウイの叫びを18歳の時に聴きたかったな!
デビッド・ボウイ
「5年間」