元ブルーハーツで今クロマニヨンズ(かな?)甲本ヒロトさんのラジオインタビューを聞きました。


何しろ「♫リンダリンダ〜♫」の方ですからきっとハチャメチャな方なんだろうなー、と勝手なイメージを持ってましたがさにあらず、至極まともというか、インタビュアーさんの質問に真摯にきちんと答えてて好感が持てました。


でも普通の人かというとそうでもなくて、やはりああいう表現方法が出来る方ですからおらみたいな凡人とは違ってちゃんと自分というものを持っていて、随所にこの方のこだわりとか生き方の芯みたいなものが伺えて、おらみたいな芯無し人間はやはりこういう方には尊敬の念を抱くのでした。


いろいろ面白い話を聞けましたがおらとして気になるのは、やっぱりこの方の音楽のバックボーン。


いろんな音楽を聴いてきたようですが、若い頃に音楽の力を感じた瞬間があったというような話をされていて、ある洋楽を聴いたら「泣けて泣けて涙が止まらなかった」ということで「音楽を聴いて涙が出ることに驚き、そして音楽にはパワーがあると感じた」というようなことを話してました。


その、涙が止まらなかったという曲.....インタビュアーさん、若い女性の方でしたが何の曲だったのか聞かず「なぜ聞かない?そこ大事だべ!」とラジオにおら叫んでしまいましたが....笑。

何だったのか曲名を言ってなくて気になったのでネット調べてみたら、どうもマンフレッド・マンの「ドゥワディディディディ.......」のようなのです。

 



一瞬、この曲??


とは思いましたが、人それぞれ心の琴線に触れる音楽はその時のその人の心の状態、成熟度(音楽に対して或いは人生に対して)で違うわけで、甲本ヒロトさん的にはこれだったのか、と「なるほど、これねー!」と生意気ながらも納得する部分もあるわけです。


マンフレッド·マン、他いろいろ渋い曲多いです。


おらなんかも中3の時に聴いたムーディーブルースの、邦題「愛のストーリー」という曲に、いたく感動したわけです。

 



今こうして曲を聴いてても、鮎川の実家の2階で中3の鮎川太郎少年がラジオから流れるこの曲を聴いてシビレている様子が幽体離脱した数十年後のおらが天井から眺めている、そんな感じで目の前に現れるのです。

って何言ってっかわげわがんねっちゃね。ごめんちゃい。


人それぞれの音楽体験。


それを聞くのは同じ音楽愛好家としては楽しく、そして新たな“音楽発見”が有って面白いですね。



それから新しいアルバムの話をされていて、その中から「メロディ」という曲が流れました。


そしたら甲本さん、この曲はおら年代なら多分みんな見たであろうあの映画「小さな恋のメロディ」のメロディちゃんをイメージして作ったという話をされていて、なんか.....グッと親近感湧いたりして....


ストレート、かつポエムな面もある甲本ヒロトさん、なかなか素晴らしい方であります。



ところで、甲本ヒロトさん、今でも毎日音楽を聴いてるようで。


夜、所有しているレコード棚の所に行って、今日聴きたいレコードを何枚か選んでそれを夜通し聴いているそうです。

で、結局朝になって聴きそびれたレコードは明日聴こうと思うのですが、次の日にはそれとは違うレコードを聴きたくなって結局前日聴きそびれたレコードは聴かずじまい、という話をされてて....


それ、すっげーわかるー!


と、音楽聴きのはしくれのおらとしても共感するのでした。


昨日肉食いたい、と思ってても今日は魚食いたくなる、そんな感じ?


どうだべ?......


ということで、


きっと甲本さんはものすごい数のレコードを所有されてると思うのでおらなんかとは比べ物にはならないのですが、おらでもCDは500枚位は有るのでずっと聴いていないのもいっぱいあります。

それを夜通し聴くわけにはいきませんが通勤の車中聴くCDを何枚か選んで聴こう?と、そんなこと思いました。


通勤は片道だいたい25分位かかります。

それだとだいたいレコード片面分だな、と。


ということで選びました。



ジャズ有り、ロック、ブルース有り。

そして三上寛有り....笑....笑っちゃダメか!


左下のオシビサ(アフリカ風音楽)はファーストアルバムだと思って間違えて買ったセカンドアルバム。

その後ファーストアルバム買って、そっちばっかり聴いてたのでこっちはほぼ初めて聴くに近かったりして?


往復でCD1枚。


約6日分。


ラジオとかも聞くのでそう単純ではないですけど。


ということで楽しい音楽ライフ、満喫しておりまーす。


さて、またブログ間が空いてしまいました。


更新する意欲はあるのですが、何しろ年寄りのLINEと一緒で二言三言書いて済ませる、という性分でなく長ーく書かないと気がすまないもんで途中で寝てしまうことも多くてね。


ま、無理せず気ままに好きなことを書いていきたいと思いますればこれからもお付き合いのほど、よろしゅーお頼み申し上げます。


したらば


んでね〜