がリアルだったと思います。
倖生がありすと恋愛関係になる過程は、ほほえましくて心暖まる展開ではあったのですが、親の立場としては、大森南朋さんのお父さんの戸惑いとか、あんまり前向きになれない気持ちの方が共感できました。
ありすは自閉症ではあっても知的障害はほとんどない高機能自閉症だからまだあり得ないとは言えなかったと思うのですが、知的障害だった場合、健常者の男性と恋愛関係になったと言われても、相手の男性を信用できない、というのが正直なところだと思います。
昔、聖者の行進というドラマ
でも、知的障害の施設が舞台になっていまして、施設の責任者が利用者の女性に性的虐待をする、というくだりがありました。
また、昨年末にNHKで放送されていた
というドラマでも、殺人事件のきっかけは、ろう学校の理事長が聴覚障がいの生徒に性的虐待を行っていたことだったりします。
現実にそういう事例を身近なところで見聞きしたことがある訳ではないのですが、痴漢やセクハラ、DVというような性犯罪は、健常者の女性でも被害を受けることが珍しくないという状況で、増して被害を訴えることができない知的障害がある女性(だけでなく男性でも)は余計に被害を受けやすいのではないか?と、懸念されると思います。
もし、厨房のありすにミステリー要素を盛り込むとすれば、デフヴォイスのように深刻ではないけれども、ありすが自閉症であることから、犯罪に巻き込まれてしまう、というような現実で起こっているような問題を盛り込んだ方が良かったんじゃないかな、と思いました。
LGBTの問題を盛り込むために、廉くんをありすの父親のパートナー役に配置するという案はあったかもしれませんが、ジャニーズの性加害問題を想起させることから、元彼の息子という設定になったのかもしれないですね。
ところで、最終回直前にこのドラマに出てきたお料理のレシピ本が発売されたというので、買いました❗️
ドラマの中では、お料理を作っているシーンはあんまりなくて、お料理を出してお客さんが食べてる場面が多かったですが、ビーフシチューとか角煮とか、気になっていたお料理のレシピがたくさん載ってました❗️(*゚∀゚*)
お料理本にしては、ドラマのシーン写真や出演者のインタビューのページが多かったんですが。
当然、廉くんのインタビューも載ってます
廉くん推しの方マスト買いの本です(人´∀`)♪
ちなみに、息子に買ってあげた
の方がレシピの割合が多くて、相葉くんの写真とかコメント少なめでした(^∀^;)