先週、「岸辺露伴ルーヴルへ行く」を見に行きましたが。

売り切れてたパンフ、入荷されたようで、夫が買って来ました(^∀^;)

それはともかくとして。

↓に書きましたが、今回の映画では、「完全な黒」という色がテーマになっています。
映画の冒頭で、岸辺露伴が顔料の原材料を色々買い集めて、自宅のリビングに満載になっているんですが。

露伴は「完全なる黒」を100%光を吸収する、と定義していました。

冒頭の場面で、露伴は鳥類図鑑の極楽鳥の一種の写真を見せて、99%光を吸収する、と説明しています。

厳密に言うと99.95%だそうですが、自然界で最も完全な黒に近い色なんだろうな、と思います。

色を表現する言葉は、無数にあるのですが、完全な黒を表現する言葉ってなんだろう?と考えまして。

アンミカさんによると、白は200種類、黒は300種類あるとのことです。

調べてみたら、どうやら「漆黒」がそれに一番近い色らしい、ということがわかりました。

100%光を反射する完全な白は純白、という言葉で表現されますが、漆黒はその対極にある言葉とされています。

本来は、漆器の黒色、を表現する言葉なので、黒色だけれどもどこか艶感がある黒だと私は感じているのですが。

映画のネタバレにもなりますが、漆黒という言葉が表現として最も汎用されているのは日本女性の髪と瞳だと思われます。

その他に闇の深さを表現するのに「漆黒」という言葉が使われますが。

限りなく完全な黒に近い極楽鳥の色は、漆黒というよりももっとベタッとした感じで透明感が全くない色に見えますが。

漆黒も透明感が全くない、プラス艶感を感じる色合いなのかな、と思いました。

ところで、漆黒といえば、廉くんのメンバーカラーだったりするのですが。

平野くんのメンバーカラーの深紅は、真紅とどう違うんだろう?、と思いました。

赤も黒と同様、色々種類がある色ですね。

紅(くれない)、茜、緋色、スカーレット、カーネリアン、バーミリオン等々、パッと思い付くだけでもこれだけ赤の種類があるのですが。

編集者時代に、デザイナーさんから紙面デザイン案をもらうと、色指定が書き込んであるのですが、色指定の金赤、という色が一般的な「赤」のイメージの色だと思います。

他の色指定だと実際にゲラが上がってくるまで何となくイメージはできても正確にはわからないのですが、金赤だけはっきりイメージできる色でもあります(^∀^;)

それはともかくとして。

紅はその金赤に比べると若干青みが入った微妙にローズ色なイメージだと思われますが。

それを更に深く深くしていって、微妙に黒っぽいというか暗くなったのが深紅で、少し鮮明なのが真紅なのかな、というのが私の個人的なイメージですが。

検索すると、深紅=真紅と見なすのが一般的なイメージのようです。

シンデレラガールのMVを見た限りでは、平野くんの襷は普通の赤ですね(^∀^;)


ところで、神宮寺くんのメンバーカラーはターコイズブルーなんですが、↑だと緑色に見えます(^∀^;)