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じゅげむのブログ

読書と日々の生活

文京区関口にある永青文庫と、水道にある印刷博物館に行ってきました。

 

永青文庫は、「細川家と「天下太平」関ヶ原からの40年」展。(~1/28)

文書展示が主です。

徳川家康や秀忠、細川幽斎や忠興の直筆の書状を時をこえて見られるのは興奮しますね。

個人的には、細川家三代目忠利が使用していたローマ字の印がかわいくてよかったです。

あと、一般的に言われるように刀狩りで百姓が武装解除されたわけではなく、江戸時代においても鉄砲や刀を保持していたにもかかわらず、「百姓一揆」が武器を使用しなかったのは、戦国時代の内戦の経験から、武士と百姓が自ら武器行使を抑止したのではないか、という論を展開しており、興味深かったです。

 

印刷博物館は「キンダーブックの90年」展。(1/14)

印刷博物館は凸版印刷の建物にあり、かなり充実した展示を持ちます。

キンダーブックは、記憶によみがえるものもあり、懐かしかったです。武井武雄さんの絵が一番好きでした。

いろいろ時代背景を感じさせますが、美しい絵が多かったです。

一般展示も、グーテンベルクの聖書やギリシア語の写本の聖書、たまたま本で読んでいた『六物新志』などがあり興味深く、ゆっくりする時間がなかったのが惜しかったです。

 

あけましておめでとうございます。

今年も、どうぞよろしくお願いします。

去年は風邪をひいていたのですが、今年はおだやかにお正月を迎えられました。

テレビも普通に見ることができました。

 

そのなかでおもしろかったのは、

「風雲児たち~蘭学革命篇~」

原作みなもと太郎、脚本三谷幸喜の、『解体新書』ができるまでのドラマ。

訳文にこだわる前野良沢と、世に出すことを優先する杉田玄白のぶつかりあいがよかったです。

そしてキャストが「真田丸」でおなじみのメンバー。懐かしくて、うれしかったです。

それから、

「君の名は。」

見たときのブログにも書きましたが、大変感動した作品でした。あのときの衝撃はまだ心に残っています。

けれどももう時間も過ぎたし、ストーリーもよくわからないところがあるし、あれだけ人気が出たあとだから、わりと冷めた目で見られるかな、と思ったのですが。。。

今回もおもしろかったです。ストーリー展開は忘れてるし、絵は綺麗だし、気になるところはないし、感動しました。

人によって好き嫌いはあるかもしれませんが、なにかが心にひびいたようです。

新海監督のもうひとつの好きな作品「言の葉の庭」が深夜にやっていたので、それも見ておけばよかった。。。

 

とても寒いおおみそかになりました。

今年は微妙に忙しく、こたつはやっと昨日出せました。

ドラゴンクエスト11は年内にはクリアできず。

今日は少しはのんびりしたいところです。

 

最近読んだ本など。

 

『夢見の占い師』楠章子(あかね書房)

薬売りの時雨と弟子の小雨がいろいろな村を旅する『幻の薬売り』の続編。舞台は明治はじめ。

こういう、能力を持つ人がさまざまな場所を旅する話は好きです。

古い掟にしばられるようなつらい設定が多いのですが、ふたりの魅力のおかげで、読後感はよかったです。

 

『龍神王子!11』宮下恵茉(講談社青い鳥文庫)

次代の龍王を決める役割を担う珠梨が四人の王子とともに活躍するシリーズも第11弾!

今回は季節にふさわしくお正月。悪夢に悩まされる珠梨は、家族や王子たちにも反発するような態度をとってしまいます。

主人公のいらいらや自己嫌悪の気持ちがよくわかり、うまいなー、とうなずいてしまいました。

 

『夜廻り猫3』深谷かほる(講談社)

夜廻りする猫が心で泣いている人たちの話を聞いてあげるマンガ。

それでいいんだ、とほろりとさせるメッセージ性の強さには賛否があるかもしれませんが、私は好きです。

出てくる動物もかわいい。

 

今年はやはり、「おんな城主直虎」がおもしろかったです。

つらいエピソードが多いのですが、キャラクターが魅力的でした。高橋一生はもちろん、菅田将暉、阿部サダヲも好演。農村のシーンは作った感が満載でしたが、それでも当時の社会の様子を丁寧に描いたのが印象的でした。個人的には後半の今川氏真の活躍がよかったです。

 

では、良いお年を。