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じゅげむのブログ

読書と日々の生活

梅雨の季節になりましたね。

 

今日はなんと梅をいただきました!

家ではお酒を飲まないので梅酒にはせず、梅ジュースにしようと思います。

一人暮らしの時はよく作っていました。

楽しみです!

 

最近読んだ本。

 

『アイの物語』山本弘(角川文庫2009/3/25単行本2006/5)
マシンが人類を圧倒する世界で、アンドロイドにつかまった少年に語られる、ロボットやAIと、人との物語。ブラックホールに挑戦する人類を見送り続けるAIや、オリジナルの世界から生まれた仮想世界に生きる人の話など、特に興味深かった。そして最後に、語られている少年の世界でなぜマシンが覇権を握ったのかが語られるのだが、物語の構成としておもしろいし、マシンにとっての仮想世界や現実世界の見方もおもしろかった。人というもののせつなさが感じられるし、十年以上前の作品なのに、まだ新鮮に読める。


『遊戯の起源』増川宏一(平凡社2017/3/24)
ゲームの起源はなにか。太古の遺物や、狩猟採集民の文化から探る。
一番初めには「競わない遊び」があったという考えは、興味深い。
痕跡が残りにくい性質のもののため、いろいろな事物を並べる形になり、遊び方や系統がはっきりしないのはもどかしい。
生活からゲーム、儀礼からゲーム、どこから分化していったのか、あるいは明確な区切りはないのか、考えるとおもしろい。

『世界をまどわせた地図』エドワード・ブルック=ヒッチング著 関谷冬華訳 井田仁康監修(日経ナショナルジオグラフィック2017/8/28原書2016)
256ページのぶあつい大判ハードカバーが本体2700円の破格で売っていたので、思わず買ってしまいました。
アトランティスとか、南方大陸とか、地図上に想像で、あるいは誤って描かれた土地がたくさん出てきます。地図が多くて楽しい。この東洋版があったらいいだろうな、と思いました。
ただ……物理的に重い!

6/30(土)に後藤竜二関係のシンポジウムがあるため、お知らせします。
後藤竜二が代表をつとめた季節風の方々だけでなく、有志の方たちが、後藤竜二の歴史活劇と、現在の児童文学について語ってくださるようです。
参加予定のパネラー、申し込みについては、下記をご参照下さい。
 
シンポジウム

後藤竜二活劇作品が、児童文学に問いかけたもの


 
6/30(土)13:00~(12:30から受付)中野サンプラザ 8階研修室2



プログラム



1部 13:00 パネルディスカッション

    14:00 出席者参加型のディスカッション

休憩 15:00

2部 15:15 パネルディスカッション

終了 17:00



司会 いとうみく、工藤純子

パネラー あさのあつこ、石川宏千花、広瀬恒子、吉橋通夫、土山優



◆参加申し込み6月25日まで

◆参加費 2000円

◆申し込み・お問い合わせ y.tsuchiyama63@gmail.com(土山優)

 2次会の参加有無もお知らせ下さい。(3500円予定)



◇主催:後藤竜二活劇を読む有志の会

(発起人:あさのあつこ、いとうみく、工藤純子、高橋秀雄、土山優)

◇有志:おおぎやなぎちか 越智みちこ 加藤純子 金治直美 工藤純子 越水利江子 佐藤まどか 高橋秀雄 光丘真理 森越智子 八束澄子 横沢彰 吉田純子 土山優

忙しいのですが、90年代を描く朝ドラ「半分、青い」にいやされる毎日です!

 

最近見た映画、本

 

『レディプレイヤーワン』
VR世界の莫大な財産と管理者の後継の座を目指して、数々のプレイヤーが創設者の残した謎解きにいどむ。
バーチャルとリアルを行き来する話の構成は、『サマーウォーズ』や『アバター』を彷彿とさせる。
いろいろなポップカルチャーや映画のネタが出てきて、きっと知っていたらより楽しめると思う。『シャイニング』を観ていたらよかった!
個人的には、メカゴジラやガンダムが出てくる場面で興奮しました。
バーチャルの世界で肉体労働が必要か?とかつっこみどころはあるにせよ、創設者の孤独と温かい思いがにじみでる、スピルバーグらしいいい終わり方の作品でした。
原作はもっといろいろつめこんでありそうなので、機会があれば読んでみたいです。

『壬申の乱と関ヶ原の戦い』本郷和人(祥伝社新書2018/2/10)
壬申の乱(古代)青野ヶ原の戦い(中世)関ヶ原の戦い(近世)と、歴史的な戦いが同一の場所で起こったことに着目して書かれた本。関ヶ原当時の家康の意図など、わかりやすく読めました。

『陰謀の日本中世史』呉座勇一(角川新書2018/3/10)
『応仁の乱』で有名な呉座さんが、陰謀の観点から中世史を見直す。
「得したものが陰謀をしたにちがいない」とか、「最終的な勝者がすべてを予測して状況をコントロールしていた」という考えが正しくないことに気づかされる。
特に、関ヶ原当時の家康が慢心していてなかなか危ない局面もあったという視点は新鮮でおもしろかった。