じゅげむのブログ -30ページ目

じゅげむのブログ

読書と日々の生活

なにが起こるか予測できずおもしろい大好きな「半分、青い。」

とうとう癒やしのキャラだった涼ちゃんが闇落ちしてしまいました。

夢が大事だからって別れなくてもいいじゃん。

でも北川さんが、クリエイターは孤独でなくてはいけないとおっしゃるのでしたら、この話の世界の中ではそうなのだと納得します!

鈴愛も相当ひどいことを言ってますが、涼ちゃんの突然さに対して、そう言いたくなる気持ちも少しだけわかります。

 

前起きが長くなりました。

 

予告編がすごく魅力的な映画です。

 

「未来のミライ」

妹が生まれたばかり。お父さんもお母さんも妹にかかりきりで、くんちゃんは、不満がいっぱい。「好きくない」を連発する彼の前に、過去や未来からいろいろなできごとがおとずれて……

 

くんちゃんの視点を強調してるのか、ファンタジー的に描かれる場面が多いのですが、そこがうまく調和していないというか。未来や過去に行くのはありとして、そこで起こるできごとはきっちりリアルに書いてもいいのではないかという気がしました。その意味で、ひいじいちゃんとのシーンは爽快感もあって大好きです。

 

あと、横浜で一戸建てに住むくんちゃんの家庭はあまりに裕福で理想的に思え、それこそが現実から隔絶したファンタジーに、私は思えました。

暑い……また暑さが戻ってきました

セミが元気です

蚊が出てこないのはいいですね!

 

さて、どきっとする題名の本です。

 

『それでも人のつもりかな』有島希音(岩崎書店2018/07/31)
いじめられて人を信じられなくなった少女が、熱心な先生や、クラスメイトに助けられ、ほんの少しの希望をとりもどしていく話。そう書くとありがちですが、通奏低音はかなり暗く、どうしても解決できない問題も残ります。辛い一生を送った小林一茶の句と、主人公の辛さが重なり合う一作となりました。

欲を言えば、ただ辛いだけではない側面も見てみたかったですが、それもまた、一つのリアルなのかもしれません。

夢の中で文字を読んだことがあるでしょうか?

どんな文字でしたか?

とらえそうでとらえられないあまり記憶に残らないものではなかったでしょうか?

久々にライトノベル風の作品を読んだら、それにひとつの答えを与えてくれるような作品でした。

 

『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』宮澤伊織(ハヤカワ文庫2017/2/25)

 

 裏世界に入りこんで怪異と戦うはめになる女子二人の話。

「きさらぎ駅」や「時空のおっさん」など、ネットの怪異談がうまくちりばめられていて、楽しめました。

作者による怪異の解釈はやや難解ですが、なぜ裏世界で字が読めないかの説明にはなってます。

裏世界、お話にしたら楽しいですが、実際にあったらやはりこわいですね……!