こんにちは。
福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。

全国一斉アクションのフェミブリッジが、福岡で開催されました。
お声かけ頂き、私はトップバッターでスピーチ🎤をさせていただきました。

YouTube動画でもぜひご覧ください!
私は11分20秒頃からです



スピーチの趣旨です☟
日本は少子化が進んでいます。
私自身が仕事と家庭の両立に苦悩したように、今も多くの女性たちが仕事と家庭の両立に苦悩しています。20代30代の女性たちは、こんな社会では子どもを産み育てられないと、結婚・出産にネガティブなイメージを持っています。

ジェンダーギャップの解消は、日本が今、最も力を入れて解決すべき課題だと思っています。
日本のジェンダーギャップは125位であり、経済、政治分野は特に低い状況です。

男女の賃金格差も未だあり、先日、メルカリが初めて男女の賃金格差を公表しました。平均して、女性は男性の6割しか稼げていない、しかも、職種や等級が同じでも差がありました。
これは「説明できない男女格差」と呼ばれ、海外では問題視されています。
また、日本では、家事育児といったケアの負担が女性に偏りすぎている、という現状もあります。特に福岡は、共働き家庭の家事・育児などに使用する時間の男女格差が2022年は全国ワースト1位でした。2023年はワースト5位になっていますが、依然として低いです。
こういったジェンダーギャップの解消を早急に行っていかなければなりません。

政治分野もまだまだ世界に追いつきません。
福岡県議会は、定数87のうち、女性議員の数は、ようやく2桁、13人になりました。しかし、2割にも満たない状況です。
ここに集う私たちが普段から大切にしている、ジェンダー平等、平和、人権、こういったことが軽視されない社会を作るには、意思決定の場に、政治の場に女性をあげていかなければなりません。
しかし、女性には子育てやハラスメントを受けやすいなど、さまざまな政治参画の障壁があります。
福岡県議会は、今春の統一選の市町村議会の立候補者に対して、ハラスメントに関する調査を実施しました。男性16%に対し、女性は4割以上、約41%の方がハラスメントを受けています。
今、議会にいる私たちが次の女性たちのために、政治参加の障壁を解消しなければなりません。
私は県議会でも全力で取り組んでいきます。

これからも世代を超え、同じ想いを持つ女性たちで連帯していきましょう!
女性が変える、政治を変える!
シスターフッド・イズ・パワフル!
これからも一緒に頑張っていきましょう!