こんにちは。
福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。

8/30 吉田はるみ衆議院議員、水野もとこ参議院議員が来福!
堤かなめ衆議院議員と室屋美香県議(春日市選出)とともに本県の先進事例の取組として2か所の視察に同行させていただきました。

①性暴力被害者支援センターふくおか
2013年に開設し、性暴力被害者を対象とした相談支援、身体的・精神的ケア、司法手続きや生活支援まで、様々な支援に取り組んでいます。
2019年に施行された議員提案条例「性暴力根絶条例」により、被害者に寄り添った支援が可能になりました。
緊急避妊薬、妊娠中絶等、精神科等への通院、司法手続きの公費支出なども実現し、性被害を潜在化させないよう努力されています。
一般的に性被害にあった方が警察へ相談する割合は5%といわれていますが、センターで相談した方は3割を警察へつなぐことができているそうです。
また、性暴力根絶条例により、加害者への再犯防止指導プログラムの受診勧奨、教育活動として、県内全ての小中高等学校へ性暴力アドバイザーを派遣し、性暴力を起こさないための特別授業も行っています。
国が策定した「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」で示された子どもの性被害を防止するための安全教育の実施は、本県の取組を参考としています。

②株式会社QPS研究所
QPS研究所は、県内のものづくり企業の技術力を集約し、独自の小型人工衛星を開発する九大発の宇宙ベンチャー企業です。
この超小型レーダー衛星は、夜間や悪天候でも観測可能で、地上1メートル四方の物体を見分けることができる、世界最高水準の性能を誇っています。
2019年12月には、1号として「イザナギ」が打ち上げられ、私も県庁ロビーでのパブリックビューイングに参加させていただきました。
こうした超小型レーダー衛星を、2025年までに合計36機打ち上げる計画であり、これが実現すれば、世界のどこでも10分毎に観測することが可能となります。
自然災害や交通渋滞など詳細な観測が可能になることで、リケジョとしては、リアルタイムデータ活用の無限の可能性に胸が躍ります。
ドラマ「インビジブル」の主題歌になったDragonAshの「Tiny World」の写真はこのデータ画像なんだそうです。
創業者でもある、八坂哲雄・九州大学名誉教授と意見交換もさせていただきました。

2つとも私自身、強く課題意識、関心を持っており、1期目に質問もしました。
これからも応援していきたいです。