こんにちは。

福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。

性犯罪の規定を見直す改正刑法が昨日7/13施行されました。

主な改正点は
⚫️強制性交罪と準強制性交罪が一本化され「不同意性交罪」へ
同意があるかどうかが基準となります
⚫️子どもを手なずけコントロールする罪の新設
16歳未満の子どもに対してわいせつ目的で、だましたり誘惑したり、お金を渡す約束などをして会うことを要求した場合や実際に会った場合、わいせつな画像を撮らせてSNSやメールなどで送るよう求めた場合などの、いわゆる性的グルーミング行為も罪に問えるようになります
⚫️時効が5年延長
⚫️性交同意年齢が13歳以上⇒16歳以上へ引き上げ
⚫️撮影罪の新設
わいせつな画像を撮影したり、第三者に提供したりする行為など、盗撮を取り締まる

この撮影罪については、飛行機内でのCAさん方も泣き寝入り状態だったそうで、盗撮の抑止につながることを期待します。

しかしながら、アスリートに対する盗撮はグレーゾーンとなりました。

最近では、胸や股間を執拗に撮影するだけでなく、透視機能のあるカメラでユニフォームの下を撮影する事例もあり、悪質になっています。

このことを問題視し、先の6月定例会の会派代表質問でアスリート盗撮への対策強化、抑止力につながる本格的な取組の強化を求めました。

福岡では、世界水泳が始まりました。

前回2019年に韓国で行われた世界水泳では、日本人が盗撮で書類送検されています。

不審な動きをする方がいないか、見回りの強化などが必要です。

アスリートの皆さんが競技にしっかり集中できる環境をつくっていかなければなりません。

本当に困っているアスリートのみなさんのために「スポーツ立県福岡」を掲げる本県として、党派を超えて取り組まねばならない課題だと思います。

国にも更なる厳罰化を望みます