こんにちは。福岡県議会議員・後藤香織です。
福岡県議会9月定例会・決算特別委員会で、本県における部落差別撤廃のための取組について聞きました。
毎日新聞の10/5朝刊に掲載されました。
大きく2点指摘しました。
一つ目は、インターネットでの差別書込みが増えており、昨年7月から始めた県のネット上での部落差別書き込みのモニタリングでの確認件数は、8月末までで3,356件にも及びます。
その対応と対策について聞きました。
県では、削除要請を行うなど対策をしていますが、強制力がないため、国に早急に対策を求めています。
二つ目は、人権に関わりの深い特定の職業に従事する方が、県内の県立高校にて、賤称語を使った部落差別発言を行った事案について、その後の対応と人権研修の充実などについて聞きました。
県は強く抗議し、国の出先機関における人権研修の実態を把握し、充実を働きかけるとのこと。
さらに現在、県の人権問題に係る研修講師団を見直し、差別の実態について生の声を語れる方を講師としてより多くの派遣依頼に対応できるように進めており、特定職業従事者の人権研修の中で、きめ細かな人権感覚がしっかり身につき、実りあるものとなるよう取り組む。とのことでした。
これからも部落差別をはじめとするあらゆる差別のない社会の実現にむけて頑張ります。
質問と答弁の全部は私のHPにて公開しています。
県議会の会議録にも近日中に公開されます。
後藤香織公式HP▶︎ https://www.gotokaori.com/2022/10/05/2022年9月定例会-決算特別委員会/
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