こんにちは。福岡県議会議員・後藤香織です。


9月26日は常任委員会審査でした。


私の所属する県民生活商工委員会では、パピオアイスアリーナの運営経費等の補正予算が審査されました。


また、これまでのコロナ対応等の所管事務調査と報告事項がありました。


私からは、第5次福岡県男女共同参画計画の昨年度の実施状況の中から、女性警察官の割合について、福岡県警察は2020 年が全国ワースト2 位、昨年 2021 年は全国最下位でした。


ところが、目標値に対する進捗状況は順調に進んでいるとなっており、順調に進んで全国最下位というのも、県民は疑問に思うのではと思います。


次回の目標数値を設定の際にもそちらも踏まえて、設定するよう、男女課からの意見を要望しました。


また、今年5月19日に、国会で超党派の議員立法「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が成立しました。


これまでは、昭和 31 年に制定された「売春防止法」に基づく婦人保護事業による支援が行われ、売春を助長する行為等を処罰し、女性だけを補導・保護更生させるというしくみだったため、従来の枠組みから脱却し、新たな女性支援の枠組みを求める声があがっていました。


そのため今回の法の成立を大変うれしく思っています。


2024 年 4 月 1 日から施行で、今年度中に出される国からの方針を受け、県でも準備を始めます。


義務となった県基本計画の策定、現在の「婦人相談員」などの名称変更や法の理念にあったセンターや自立支援施設を施行からすぐに新しい理念に沿った形で実施できるよう要望をしました。


来年度からは、私たちが要望していた県内のジェンダー主流化にむけて、市町村ごとのデータを出し、各市町村に提供する取組も始まります。


これからもジェンダー平等の福岡県への流れを加速させるよう、しっかり県議会で取り組みます。