こんにちは。福岡県議会議員・後藤香織です。


福岡県議会・9月定例会の合間をぬって、高校生と意見交換をしました。


小倉高校二年生の彼女たちは、総合学習で校則について、研究し、発表をするそうです。


高校生に事前アンケートをし、不満の多かった校則と必要とされる校則は何か、とその理由を調べており、不満の多いものには、髪型や身だしなみなど、生徒たちがなぜダメなのかがわからないものが多かったようです。


その上で、不満の多い校則は改善できるかどうか、について、福岡県の現状と私の考えなどを意見交換しました。


校則については、2021年3月に県議会で取り上げたところ、新聞にも載せていただき、生徒たちや大人たちからも反響が多くありました。


福岡県は、県立学校に対して、校則の内容は「絶えず積極的に見直す必要がある」「校則の見直しが適切に行われるよう各学校を指導する」ことになっています。


その後も同じ会派の佐々木允県議が質問し、ツーブロックの禁止は43校から21校に、ポニーテールの禁止は14校から6校に、下着の色の指定は31校から22校に減りました。


今後も、校則やそのチェック方法、違反した場合の対応が人権問題になりかねない内容のものでないか、生徒の実情や社会をとりまく変化になじまない内容のものでないか、絶えず積極的に検証していく必要があると思います。


2人から


●私達高校生の目線では気付くことが出来ない様々なことを知ることができました。教育委員会や学校側が対策を行うだけでは無く、生徒も主体となってこの問題に取り組む必要があると感じました。


●校則について私たちと同じような疑問や不満を抱いている大人の方がいることを知って少し自信を持つというか、安心することができました。


という感想をもらい、感激しています。


福岡県議会9月定例会は一般質問が終わり、来週は常任委員会審査です。


決算を審議する決算特別委員会の委員にもなりましたので、この三連休中も、地域活動と合わせて取り組んでいます。


10/14の閉会予定まで、びっちり忙しくなりそうですが、しっかり頑張ります。