こんにちは。

福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。

本日11月1日は「計量記念日」でした。

日本は計量法という法律で計量制度や計量に関する規則を定めており、1993(平成5)年11月1日に施行されました。

この計量法に基づき、計量の適正な実施を確保するために糟屋郡粕屋町に「福岡県計量検定所」が設置されています。

私たちは生活の中でも、水道・ガス・電気、ガソリンスタンドでの給油、スーパーなどでの食料品の計量や体温・血圧・体重の測定、環境計測など、実にさまざまなものをはかっています。

この時のはかる計量機器やメーター装置などに不正や故障などがあると、私たちの生活に不利益が生じます。

そういった、県民の皆様の生活に不利益が生じないよう、この「福岡県計量検定所」が正しく計量が行われているか、正しい計量器が製造されているか、計量器の検査やメーター装置の検査をしています。

ここには、県内の基準となる分銅なども置いてあり「とても貴重で高価なものだから、絶対に落とさないで!」と注意を受け、こわごわと触らせていただきました。

タクシーメーター装置の検査も見学しました。

小学生を対象に計量に係る実験を通して学習内容の理解を深めるために、随時職員を派遣する計量教室なども行っています。

※2019年5 月 20 日から質量の計量単位 (SI 単位 )の定義が、130年ぶりに変更され「キログラム原器」から「プランク定数」という物理定数を使った定義になったのだそうです。