こんにちは。

福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。

全国的に、生徒の下着の色まで指定するなど、学校における校則の内容や校則に基づく指導に関し、一部の事案において必要かつ合理的な範囲を逸脱しているのではないか、との指摘が相次いでいます。

これを受け、文科省は、校則が子どもの実情や保護者の考え方、または社会の常識や時代にあった内容になっているか、絶えず積極的に見直すよう、全国の教育委員会に対し、通知しました(写真2・3枚目)

その中で、校則の内容や必要性については、児童・生徒、保護者と共通理解を持つことが重要だと呼びかけています。

私も、校則により子どもの意思の尊重が損なわれないよう、また、その違反指導などにより子どもの人権が侵害されることのないよう、との視点から、前回2月定例会の決算特別委員会で教育委員会に質問をしました。

そこで、県立高校では、下着に関する規制が93校中47校あることがわかっています(写真3枚目)

◆質問・答弁の全文はこちら↓
https://www.gotokaori.com/2021/03/24/2021年2月定例会-予算特別委員会-県立高校における校則について/

今回の文科省からの通知も受け、福岡県教育委員会は、同様の主旨の通知を各県立学校に出しました。

さらに、各高校の校則の見直し状況を、これまで3年に1回の調査で把握していましたが、毎年の調査とするとのこと。

来月7月に調査し、8月に結果がまとまる予定です。

この文科省通知により、必要かつ合理的な範囲を逸脱した校則がきちんと見直しをされることを願い、今後も県立学校の状況についてはしっかりと確認を続けていきます。