こんにちは。

福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。
  
今日はインターン生と性暴力被害者支援センターふくおかにて、活動報告と被害者の現状について、お聞きしました。

性暴力被害者支援センターふくおかは2013年に開設、2015年には24時間365日に拡充し、性暴力被害者に対し、電話相談、カウンセリング、警察署・病院つきそいなどの支援にあたっています。

2017〜2019年度は年間2300〜2500件ほどの電話相談があっていましたが、2020年度は5000件程に増えているそうです。

相談人数は大きな変化はないようで、コロナ禍で不安が大きくなり、相談回数がふえたのではないか、とのお話しでした。

センターでは、男性やLGBTQの方の相談も受けています。

被害者の性別は、2019年度では女性が78%、男性が18%であり、男性の場合は未成年が多く、教師など強い立場からの被害が多い特徴があるそうです。

また、福岡県では、県性暴力根絶条例に基づき、福岡県内全ての学校に、性暴力対策アドバイザーを派遣し、子どもの発達年齢に応じた「性暴力の根絶や被害者支援に関する総合的な教育」を行っています。

私も見に行かせて頂きましたが、名前は少し怖そうな印象ですが、実際はやわらかく、人権の尊重に重きを置いた内容になっています。

現在①小学校低・中学年 ②小学校高学年 ③中学生 ④高校生 ⑤大学生・一般向け があり、順調にいけば高校生までに4回受ける機会があります。

令和4年度には県内全ての公立小中高校で実施する予定です。

私立、フリースクール、大学、専修学校、事業者の方も希望すれば、アドバイザーの派遣ができますので、お気軽にお問い合わせ下さい。