こんにちは。

福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。

今年度40歳になった同級生の皆さんの元にも乳がん検診の無料クーポンが自治体から届いたと思います。

先日私も無料クーポンで受診して、結果が届きました。

この乳がん検診の無料クーポンは、マンモグラフィが対象ですが、一緒にエコーでの検査もしました。

こちらは4500円程度でした。

医療機関に電話で予約をし、当日はクーポン券を持って、受付で乳がん検診申込書に記入。

1枚目の写真のように、前が開く服に着替えて、いざマンモグラフィ。

左右の乳房を縦方向と横方向に挟んで、計4回撮影。

痛いのかとドキドキしていたけど、そうでもなかった。

乳腺炎の時の母乳マッサージの方が痛い。

その後、触診、エコーをして、医師よりマンモグラフィで撮った写真(2枚目)を見ながら解説を聞きました。

乳がんは欧米では60歳代に見られることの多い病気だが、日本では、30歳代から罹患者数が増え始め、40歳代後半と60歳代前半にピークがあるそうです。

なぜなのか先生に聞いたら、原因はわかっておらず、ただ、欧米で生活する日本人の集団では60歳代に見られることが多く、遺伝子的なものではなさそうとのことでした。(詳しい方教えて下さい)

実際に、2016〜2017年の20歳から39歳までのがん患者は約8割が女性であり、乳がんと子宮頸がんの増加が原因と言われています。

2015年の福岡県地域がん登録データでは、人口10万人当たりで、30歳代では101.1人つまり1000人に1人の割合となっており、このうち女性乳がんが26%、子宮頸がんが13%と、合わせて約4割を占めています。

私の結果はというと、今のところ大きな異常はなし。

しかし、2枚目の写真に白い小さい点があるのがわかるでしょうか。

乳腺の中にカルシウムが沈着した「石灰化」があり、これが増えなければ良性。

その確認のため、来年も受診して下さいとのことでした。

ちなみに、わたしは子宮頸がんも偽陽性となり、定期的に検査をしています。

県議会で質問もしたのですが、
2016年の国民生活基礎調査によると、福岡県の
乳がん検診受診率は40.9%で全国38位、
子宮頸がん検診受診率は37.9%で全国44位と大変低いです。

無料クーポンがありながら、
2018年度の県内の無料クーポンの利用率は、
乳がん検診が24.3%、子宮頸がん検診が11.8%と利用率が低いです。

ぜひ皆さんも検診を受診してみてください。