こんにちは。

福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。

本日は福岡県「飲酒運転撲滅の日」です。

夕刻、西新で、飲酒運転撲滅の啓発および、今年6月に改正され、本日一部施行となる「福岡県飲酒運転撲滅条例」の改正点について、街頭にてご報告させていただきました。

2006年8月25日に海の中道大橋で、幼い3人の命が奪われた飲酒運転事故から14年が経ちました。

福岡県では、8月25日を「飲酒運転撲滅の日」とし、飲酒運転撲滅の啓発活動に取り組んでいます。

福岡県内の飲酒運転事故の件数は、2006年は650件。

以降、件数自体は減少傾向にあるものの、2010年には337件で全国ワースト1となりました。

2019年は133件でしたが、近年は下げ止まり傾向が続いています。

福岡県議会は議員提案で「福岡県飲酒運転撲滅条例」を2012年に全国で初めて罰則付きで制定し、今年6月に改正、本日8/25一部施行となっています。

改正点のうち、本日より施行となったのは、

① 飲食店事業者等の啓発・防止措置に関する義務の強化
・飲食店入居ビル所有者のポスター等の啓発文書掲示努力義務を規定
・駐車場のない飲食店にも、来店者に車両利用の有無を確認するなど飲酒運転防止措置努力義務を規定
・酒類販売業者の全従業員に飲酒運転啓発文書掲示・防止措置努力義務を規定

② イベント主催者の責務の新設
酒類を提供するイベント主催者に対する啓発文書掲示・防止措置努力義務を規定

③ 飲食店、タクシー事業者、運転代行業者等の通報訓練努力義務
飲食店、酒類販売業者、駐車場所有者、タクシー事業者、運転代行業者等の飲酒運転110番通報訓練を実施する努力義務を規定

④私用時での違反も通知の対象に
通学・通勤途中の飲酒運転に加え、プライベート時の飲酒運転についても、再発防止の取組を進めるために勤務先や学校等に違反事実を通知

飲酒運転は絶対しない!させない!許さない!そして、見逃さない!

みなさんで飲酒運転「ゼロ」の福岡県をめざしましょう!