こんにちは。

福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。

本日8/4は、総務企画地域振興委員会および視察がありました。

7/7に実施するはずでしたが、豪雨の影響で延期し、今回実施となりました。


●福岡市民防災センター(福岡市早良区)

平成4年1月に開館し、平成27年から福岡市消防局が直営で運営管理をしており、センターでは、来館者に火災、地震体験などを通した防災教育を行っています。

平成17年の福岡西方沖地震、平成23年の東日本大震災、平成28年の熊本地震といった大きな災害があった年は特に多くの方が来館しています。

今後30年以内に警固断層南東部が活動し、マグニチュード7.2程度の地震が発生する確率は0.3〜6%で、これは、日本の主な活断層の中では高いグループに入るとのこと。
普段から災害への備えが必要です。

また、センターの隣に位置する早良消防署では、九州に3台しかない災害拠点機能形成車輌を視察し、車輌の中で説明を受けました。

平成28年の熊本地震の際、庁舎内での立入が禁止され、屋外に現地の指揮本部を設置しました。

そのため、過酷な環境の中、調整会議を行ったり、負傷者等の守るべき情報が漏れやすいなど、大変配慮が必要だったそうです。

この拠点機能形成車輌は、車内で調整会議などの指揮を行えることから非常に有効です。

平成30年西日本豪雨で広島県、令和2年7月豪雨で熊本県に出動しています。










●天神中央公園西中洲エリア再整備事業(福岡市中央区)

アクロス福岡に隣接する芝生広場、貴賓館、福博であい橋などを有する県営・天神中央公園。

国の重要指定文化財「貴賓館」を中心とした西中洲エリアは、多くの方が通行しているものの滞在時間が短い、水辺や緑、貴賓館を楽しみながら寛げる空間がないなどの課題を抱えていました。

そのため、公募設置管理制度を活用し、幅広い事業アイデアを公募し、民間事業者を選定しました。

現在の西中洲エリアは、民間事業者によるトイレの改修、飲食店や休養施設の整備、県による樹木の整理やFUKUOKAのモニュメントの設置により、おしゃれで過ごしやすくなっています。

お近くに来た際はぜひお立ち寄りください。