こんにちは。

福岡市早良区選出の福岡県議会議員 後藤香織です。

4/24(金)、福岡県議会議長、副議長、主要会派4会派で、知事に申入れを行いました。

緊急事態宣言の期間後の解除または期間延長について、県民生活や経済活動の混乱を最小限にするために国の方針を待つことなく、早期に決定するように、というものです。

学校はどうなるのか、営業はどうなるのか、直前の決定は困る、との意見も頂きます。

知事には早期に決断して頂きたいと思います。


最近、話題になっていますが、私もこの際、学校を9月始業にすることを本気で考える時期にきていると思います。

オンライン授業などが整っていない中で、先が見通せず、このまま行けば、土曜日や夏休みを減らし、詰め込んだスケジュールで授業を行うことにもなりかねません。

学校のスタート時期については、欧米や中国など9月がグローバルスタンダードです。

日本でも、以前は9月スタートの時期もありましたが、1886年から4月スタートとなっています。

4月スタートは日本、インド、パキスタンなど少数派です。

以前、東京大学が、春入学を廃止し秋入学への全面移行を検討する方針を出したこともありました。

日本の教育を世界に合わせ、留学生の受け入れや、海外留学もしやすくなりますし、入試が病気などになりやすい寒い時期でもなくなります。

就職については、秋入社や、イギリスで行われている空白期間を利用して、ボランティア、インターンシップなどの社会体験をするギャップイヤーの導入などで、多様化も期待できます。

卒業式、入学式でサクラが見れないのはさみしいですが…
現場の先生方がどんな思いかも重要ですが、萩生田文部科学大臣も先日の記者会見で「あらゆることを想定しながら対応したい」と9月スタートも選択肢の一つ、というような報道もありました。

様々な調整が必要になると思いますが、これからの動きに期待しています。