福岡県議会12月定例会が閉会しました。

今議会で可決された議案をいくつかご紹介します

◆総額16億7700万円の本年度一般会計補正予算案

●保育所周辺道路へのガードレールや路面標示の設置費 1億7689万円(滋賀県大津市の園児巻き込み事故を受けた安全対策を実施)

●民生委員の活動費の増額 326万円 など

◆風俗店案内所の広告規制を強化する風俗案内業条例改正案
・店の外から見える場所に設置する案内パネルについて、ホステスなど従業員の画像を使うことを禁止
・案内所内や道路などに冊子や割引券を置く行為を禁止
・案内所内での性的感情を刺激する広告パネルの掲示を禁止
となっており、違反者には営業停止命令、従わない場合には6か月以下の懲役や50万円以下の罰金を科すこととなります。
福岡県内には、東京に次いで2番目に多い124か所の風俗案内所があります。特に中洲は66軒が営業しており、景観や青少年への影響が懸念されていました。
今回の可決により、事業者への説明を経て、来年4月から施行されることになっています。

今議会は会期が短かったですが、県が医療費助成を中学3年生まで拡大するなど、重大な発表もありました。

また、総務・企画地域振興委員会では、問題になった神奈川県庁のHDDが転売・情報漏洩した事件を受け、福岡県での状況を質問し、廃棄の際には穴をあけて、それを担当者が目視していることを確認しました。

12月議会も無事に終え、ほっとしています。