メリーランド女子の今シーズン | ナチュラルパーフェクトシュート®︎

メリーランド女子の今シーズン

また最初に別件・余談から.
一つ前の記事を書いたらアクセス急増(笑)
来た人たちは当然AKB・SKEヲタであるが,そこで思ったこと.
NCAAおよびバスケットボール自体の人気を「一般的に」高めるには,スラムダンクの例を挙げるまでもなく,メディアや芸能関係を利用するのが一番ということ.
そしてそれにはAKBグループを利用しよう(笑).
完全に自分の趣味が入っているのだが,この過疎ブログでさえ記事のタイトルに「W松井」と入れただけで一気にアクセス数が増えるのだから,日本全体でそういったキャンペーンを張れば成功間違いなし.
そのやり方はいろいろあると思うが,ひとつだけ言えば,バレーボールのジャニーズみたいなことは逆効果.
自分の案は,「あえてチアリーダーの役目に徹する」,これでいこう(笑).
(「抱きしめちゃいけない」のPVのチア姿そのままがいい,笑.)

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本題.

個人的にファイナル4は間違いないと予想していたUMD女子であるが,エリート8で涙を飲んだ.
毎年のことだが,女子の場合は本当にアプセットが少ない.
エリート8がすべて第1シードと第2シードの対戦で,ファイナル4はすべて第1シードという,全く面白くない結果になってしまった.

そんな中,シーズン後半の出来から言って我がUMDとノートルダムのゲームが最も可能性が高いと感じていた.
もともと今年のノートルダムは,BIGEのレギュラーシーズンで王者UCONNに二勝しているとおり,調子さえ悪くなければかなりの強さだが,そのBIGEで伏兵WVUに敗れた試合とBIGE決勝ではやはりUCONNに及ばなかったことで,自分はNCAAトーナメントではUMDが勝つ予想だった.
が,やはり敵もきっちり仕上げてきており,実力をそのまま発揮できたという試合だったと思う.

相手に関するコメントが先になってしまったが,UMDの弱点はガード.
スタッツからしか話が出来ないのだが,前半の終盤で得点が伸びなかったときにやはりターンオーバー等が発生しているし,そういったリズムのときにきっちり点を取って行くにはガードの力が不可欠なので,やはりそこだったように思う.
ガードが弱点となった最大の理由は,キムとバレットの二人ともレッドシャツシニアだということに尽きる.
とくにキム,やはりACLをやってしまったプレイヤーはフルに動くことは出来ない.
裏を返せば,もしこの二人が怪我せずにいたらすでに卒業していたということにはなるのだが,そうなれば今の3年生にいいガードを取って来ているはずなので,やはり自分としては怪我を抱えた選手を中心に据えなければならないチーム事情が今シーズンの弱点だったと思う.

しかしながら,来シーズンからのことを言えば,下級生ガード陣の今シーズンの経験が大きく生きるのは間違いない.
今年もスタメンで,何試合かはリーディングスコアラーだったミンシーはすでに全米でも屈指のシューティングガード.
そして来年のPGのモズリーは,線こそ細いが能力的に言えばキムやバレットよりはるかに上.
これからバスケットを理解していけば,技術的に球を奪われるようなことはもともとないので,今シーズンの弱点はすっかり解消すると思われる.
(気になるのはモズリーの膝のサポーターだけ.)

フォワード陣に関しては全く心配ない.
来年あのおとなしい性格のティアナがついにシニア(笑).
少しずつ自覚が出てきてプレイも力強くなったので,いくらシャイでも最上級生になったら爆発してくれるだろう.
そしてエース,トーマスも充実のジュニアに.
平均30点取れよ,アリッサ.

一昨年はNCAA出場ならず,昨年は下位回戦敗退,そして今年はエリート8.
階段は徐々に上がっている.
来年はファイナル4は間違いない,と書いて締めくくろう.