神戸駅前が生まれ変わります!

 

令和3年に素案が発表され

素案に対して、色々意見を申し上げて参りましたが

今回の案はかなり!高い評価ができるものです

最近、市が出す素案は・・・・なものが多く

特に三宮クロススクエア計画や春日野交差点改良工事などは

お腹いっぱい文句を言っても足りないくらいのものでしたが

これは違いました、よく考えてくれたと思います

 

まず以前の案(イメージ)です

最近、全国的に駅前がリニューアルされる中

どこもかしこも同じ風景で、何の面白みもありませんでした

 

神戸市の素案も、代り映えのない洋風の雰囲気でした

 

神戸駅自体が歴史のある駅です

そして、北側に控える楠公さん(湊川神社)が観光資源でもあり

駅前を西国街道が走っています

 

ですから、これらの歴史的財産を使い、その雰囲気にあった神戸駅前にしかない景観を作るべきだと、議会・委員会 また、未来都市特別委員会で個別に取り上げてきました

 

内容としては

どこにでもある和の雰囲気にしないこと

歴史と地形を活かしたものにすること

湊川神社との調和をとること

駅前から神社が北側にある事がわかり、参道のような雰囲気をだすこと

駅前に鳥居か同様のモニュメントを作ること

湊川神社正門の正面に横断歩道を移設すること

車の流れは再構築し、出来れば駅前の北側エリア~湊川神社への横断歩道までは歩行者専用とすること

などでした

 

今回出てきた案は以下のとおりです

まず鳥瞰図です

次に平面図です

駅北側ですが、バスロータリーおよびタクシーロータリーが縮小されており

どちらも雨天時に濡れずにアクセスできるようになっています

地下街の吹き抜けにかかっていた大屋根がポイントです

 

次に駅を出て北側を見た風景のビフォアアフターです

ロータリーアプローチや大屋根ともに裏側に木をふんだんに使ったものとなっています

これも大きく和の雰囲気を出すものと思われます

 

次に湊川神社を広場から見た角度からの図です

現状は、構造物などがあり、神社が見れませんが、新たな景観は

しっかりと神社正門をとらえることが出来ます

しかもスッキリと

 

地下街吹き抜けを覆う大屋根の外観です

今の屋根も奇抜な雰囲気を持つものですが

新たな大屋根は、和の雰囲気、大きなカーブ、木質を使った素晴らしいもので

他にはない景観です

 

大屋根の中の景観です

今はバスロータリーが外側をぐるっと囲っているので

建物自体を楽しむことができませんが

新たな大屋根は、下部が木質で、歩道で直接アプローチでき、ガラス張りになっていますので身近にこの建物を感じる事が出来ます

この大屋根を通じて人の流れが増えることを期待します

 

再度平面図に戻ります

青の両矢印で示した箇所は

現在北向きの一方通行ですが、これを対面道路にします

バスの流れが、この道路を通じて駅前に出入りすることになるので

赤で示した箇所の通行量が減少する事になります(バス不使用)

 

ですのでこの部分は、今後の検討になりますが

周辺の車両関係施設とも協議をし、歩行者天国か、時限的に歩行者専用空間にできるでしょう

南北の湊川神社への道路は、現状ですでに交通量が少ないので、歩行者化して参道にすべきです

さらに、緑の〇で示した箇所に横断歩道を設置または横断歩道を移設してくることで

湊川神社へのアクセスがさらに良くなります

 

いまコロナで中止になっている武者行列なども

正門前に横断歩道が出来れば直線的に駅前まで行進できるようになり

見栄えもグッとあがるのではないでしょうか

 

この並木も、上から見た図なので通路が狭いのでは?と感じますが

人の目の高さレベルで見ると

2車線道路くらいの広さがあります

出店など、日本の祭りの雰囲気を出したイベントなども開催できるでしょう

とても楽しみです

 

近隣の皆様からリクエストを受けている駐輪場もほぼ倍増します

大型バイクについては、駅南側の市営駐輪場に入れる事が可能です

周知不足があるようです 広報します

 

最後にスケジュールは以下の予定です

2030年に全面リニューアル完成予定という事です

 

かなり以前からこのエリアについて提言をさせて頂き

 

 

特に令和3年度の未来都市特別委員会で仲間たちとした提言が実現する事が楽しみです

特に中央区兵庫区の自民党メンバーと共に!

市政を変革している実感を皆さんにも感じて頂けるのではないかと自負します

 

神戸市会議員

五島だいすけ