冬になるとボクのブログは”山登り”ばかりですが、今週もやっぱりその話題です。
ボクはランニングも趣味にしているのですが、山を登るには膝を高く上げる必要があり、ランニングとはまた別の”太ももの筋肉”を使うので、結果的にランニングにも良い効果が出ているような気がしています。
まさに一石二鳥・一挙両得ですね。
とはいえ「足腰を鍛える」とか「健康のため」という目的はせいぜい一割程度で、登ったことの達成感が2割。景色を楽しむことも2割という感じです。
それでは山を登る理由の大半はというと、ボクの中ではやはり知らない場所に行ける、通ったことのない道を通るという好奇心・興味が占めますね。
前置きはさておき今回は静岡県浜松市と愛知県新城市にまたがる「富幕山(とんまくやま)標高563mを登ってきました。
ここは写真のマップにもある通り「奥浜名自然歩道」という整備された登山ルートがあり、自身今年4月に登った「尉ヶ峰(じょうがみね)」とセットで浜名湖畔から縦走も出来るのですが、今回は時間の都合もあり奥山高原から一番負荷の少ない奥山コース
を選択しました。
やがて登山口に着くとうっすら10年以上前の記憶がよみがえると、実はこの山は今回が初めて登るのではなく、ボクが全く登山に興味のない時代に友人と衝動的に一度山頂に走って登った山であることを思い出しました。(昔からテキトーな性格は変わらないなぁ。。。)
今日こそは記憶に鮮明に残るよう一歩一歩踏みしめて登ると、なるほどよく整備された登山道です。
ハイキング気分で家族で登るのも問題ありません。
それでも道から少し外れると”マダニ”の被害がとても多いらしく、注意喚起の看板がところどころありました。
難易度の低い登山ルートに相反して、山頂からの景色はまさに”ご褒美”と言っても過言ではありません。
東に向かう新東名高速の向こうには富士山。(もっと天気が良ければスゴイだろうな)
南というか真下に大きく拡がる浜名湖・猪鼻湖・遠州灘・三河湾。
浜松や豊橋・豊川の市街地まで見え、まさに「三遠地方」の地図をリアルで体感することが出来ます。
それにしても毎回言いますが、この地方の山は海が近くどの山に登っても山頂からの景色は素晴らしいですね。
往復たった1時間半程度でこの景色にありつけられるのは低山ならではの醍醐味です。
そうそう登山口では「自然」を舞台にした”サバイバルゲームフィールド”もあり、「戦争ごっこ」が繰り広げられていました。
近くには有名な鍾乳洞の「竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)」や数年前の大河ドラマ「おんな城主直虎」で有名なった井伊谷の「方広寺」や「龍潭寺」などもあるので、丸一日楽しめるのではないかと思います。