こんにちはナカジーです。
日曜日の「鎌倉殿の13人」は学ぶことが多かった内容でしたねー。
特に北条政子が皇室の女性と交渉に臨むところは特に見ごたえがありました。
交渉事は相手の痛いところを探りつつ、メリットがある情報を提供し、常に優位な立場で進めるところなんかは、人生やビジネスにそのまま役に立つ教材みたいなものでした。(どこかの国の総理大臣にも見習って欲しい~。)
大河ドラマだけでなく、毎回必ず欠かさず観る番組こそ少ないものの、”なるほど”と唸ったり、トレンドを知るためにテレビをつけることは個人的に決して頻度が低いとは思いません。
さすがに昔のように、巨人戦を毎日ずっと観たり、「月9」ドラマを観ることはなくなりましたが、世間が騒ぐほどテレビ離れが加速度的に進んでいるとは理解しがたいというのが実感です。
特に若者のテレビ離れが顕著と言いますが、20世紀に育ったボクら世代も若い時はそんなにテレビを見る暇もなかったですし、今も昔もそこはそんなに変わらないのではないでしょうか
実際ボクの子供らもオンタイムでは見ないものの、ドラマとお笑いとかたくさん録画して観たいときに楽しんでいますしね。
唯一感じるのはかつてとは違い、マスメディアたる地上波は表現方法に制約やNGワードが多くなり過ぎて、あまり無茶はやれなくなったとは感じますが、多くの製作費がかかる壮大な番組は地上波でしか実現出来ないと思うので、その分その種の番組をもっと作ればいいかと思います。
それよりも問題はテレビを見る年代層は若年層よりも50歳以上の方が圧倒的に多い(人口も比例します)という、子どもでもわかる事実のはずなのに、その一方各テレビ局が制作している番組は真逆の傾向かと思います。
例えばヘンテコなYoutuberをキャスティングして視聴者の反感を買ったり、まるで個人配信の動画をテレビでやっているような、全く視聴者ニーズを把握していない勘違いしているプロデューサーに番組制作を任せているとしか番組編成を見ると、そんな気がしてなりません。
つまりテレビ文化で育ってきた50歳~後期高齢者にウエイトを置いた番組編成や出演者選びをすれば地上波放送は徐々に復活し、それに伴いスポンサー企業も増え、より充実した番組を制作するという好循環になるのではないかと思います。(これだけ発達した録画機能や多様化した配信サービスはどうしようもないのでオンタイムの視聴率を求める時代は残念ながら終わりました。。。)
売り手や作り手がターゲットにしたい買い手層に向けた品ぞろえを用意することはマーケティングの基本どころか当たり前。
どうか豊富な資金を上手に有意義に使い、ボクらが楽しむことの出来る番組をひとつでも多く制作してください。
決してYouTubeにあやかろうとか、ましてや同じ土俵で競争はしないでくださいね。
以上最近コラムニストみたいなナカジーでした。