【鎌倉殿の13人】はそういう意味ね。 | ゴトウコンクリート㈱が全国の道路を安全で快適にすることを考えるブログ

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こんにちはナカジーです。

今日のブログは2年ぶりに大河ドラマについて書きたいと思います。

そう「鎌倉殿の13人」ですね。

 

時代としては平安末期から鎌倉時代初期で、「平清盛」以来実に10年ぶりに”中世”が舞台となっています。

 

源頼朝役が大泉洋”ということもあり、ボクも最初のうちはタイトルの意味など全く考えることもなく、「どうせコミカル風に仕上がるんだろう。」とタカをくくっていたら、回を追うごとにドンドン盛り上がってきました。

 

菅田将暉演じる源義経や佐藤浩市が出演していた「源頼朝蜂起から源平合戦そして義経自害」ぐらいが山場と思っていたら、なんのなんの。。。

平家が滅亡した壇ノ浦以降の方が、歴史上おもてに出ていないから面白い面白い。

 

すでに知っている人も多いと思いますが、タイトルの「鎌倉殿の13人」の13人とは、源頼朝が死んだあとのことで、跡を継いだ第2代将軍の「源頼家」の政事(まつりごと)があまりに酷くて、御家人たちが13人の評議制度を敷いたところからきており、実はタイトルの意味が示す物語は一年の半分が終わった7月以降からスタートすることになります。

 

この大河ドラマがベースにしているのは「吾妻鏡」という歴史書で、ドラマの主人公でもある北条氏が北条氏のためにまとめさせたモノで、当然北条氏に都合の良い内容となっています。(徳川家康はこれを愛読して江戸幕府の基礎を作りあげたとのことです。)

 

ドラマ同様1180年の”以仁王の反乱”から始まるのですが、歴史書の終わりは実に1266年の北条執権政治の完成までと、ずっと長いものになります。当然大河ドラマではそこまで書けないと思われるので、1221年に起きた「承久の乱」がクライマックスになり、その勝利を持って幕を閉じるものと思われます。

 

この承久の乱は日本の歴史上、天皇側が敗北した唯一はてなマークの戦いで、以前からそこに興味を持っていたボクなんかは今からどう描かれるか楽しみです。音譜

 

実は先週の放送の中で、北条政子(頼朝の正室)が娘を天皇の嫁にすべくお願いするのですが、皇族にこけ降ろされるばかりか、娘がそれが原因で死んでしまうあたりが、もうこの先のストーリーの伏線になってますよね。

 

そして今までは頼朝の冷血者振りが話題になっていますが、頼朝亡き今後は北条氏を中心に御家人同士の足の引っ張り合い、暗殺・粛清の嵐が吹き荒れることと思われます。

 

コミカルなところとダークな部分がメリハリをつけたストーリーに作られていますし、そこに向けるための”つじつま合わせ”も驚かせられるので、大半の人が「これが真実だビックリマーク」と信じてしまいそうなところはさすがは三谷幸喜です。

 

そんなことをボクが大まかにこの作品を推理出来るようになったのも、この本を読んだおかげです。

 

あらかじめ歴史を知ったうえでドラマを観るか、知らないまま放送で「アッビックリマーク」と驚くかはみなさん次第です。

 

それにしても源頼朝が”成し遂げた功績”に相反して人気が全くないのも、この「吾妻鏡」のせいかもしれないですね。

なにしろ頼朝は「女好き」とか「冷酷」などの記述みたいですから。。。