こんにちはナカジーです。
ちょうど一週間前のことです。
新聞のテレビ欄を見てたら、NHKBSプレミアムの23:15~23:45で「ウルトラQ」という文字を見つけました。
ウルトラQってあの半世紀前の番組かなと思い観てみると、お馴染みの懐かしのタイトルが。。。
第4話「マンモスフラワー」を真剣に最後まで魅入ってしまいました。
ん?第4話ということはだいぶ前から放送してたのかと調べると、毎週月曜日のこの時間に放送してたらしい。
「惜しいことをしたなー」と思いつつ次回からも観る気マンマンになってしまいました。
というのもこの番組は1966年の1月からスタートしていることから、当時ボクはまだ3歳なので、うっすら内容を覚えている記憶もおそらくその後の再放送のもの(小学校低学年ごろ)かと思いますが、それでも「ウルトラマン」ほど鮮明ではありません。
その当時の印象はオカルトなストーリーがモノクロ放送と相まって、幼いボクにとっては(ボクに限らないでしょうが。。。)とにかく怖いとしか言いようがありませんでした。
番組を観た後、布団に入って目をつぶると、さっきのシーンの現象がボクの身にも降りかかるんじゃないかと、しばらく眠れなかった記憶があります。
ウルトラQはその後の【ウルトラマンシリーズ】の先駆けで、ウルトラマンのような怪獣をやっつけるいわゆるヒーローが不在で、とにかく人間の力でなんとか解決しなければならないところが、余計にリアリズムが増します。
そしてナレーションはなんとあの「石坂浩二」さん。
その落ち着いた語り口はいったい何歳だったのかと思えるほどです。
いずれにしても昔観た時の内容は当然のことながら曖昧なので、本日放送の「冷凍怪獣ぺギラ」から気合をいれて観ようと思います。
ウルトラマンやウルトラセブンなど、この時代の”円谷プロ”の作品は当時としては画期的な特撮をしているだけでなく、作品ひとつひとつに当時の社会背景に投げかけるようなテーマ(環境汚染・人種差別などを匂わせるような深い内容も)を持っているのも興味深い点です。
いい作品は時代が違えど永遠ですね。
それにしてもこの半世紀で化学は目覚ましい発展を遂げたけれども、人類そのものの本質的な価値観や思想は課題だらけってことですね~。