皆さんこんにちは!本社営業所のメタラー香ノ木です!
今日は久しぶりに僕の音楽ルーツであるオススメアルバムを紹介していこうと思います。
今回紹介したいアルバムはコチラ!
MEGADETH/Rust in Peace
- Holy Wars...The Punishment Due
- Hangar 18
- Take No Prisoners
- Five Magics
- Poison Was The Cure
- Lucretia
- Tornado Of Souls
- Dawn Patrol
- Rust In Peace...Polaris
スラッシュメタルのジャンルが確立する80年代初頭からMetallica/Slayer/Anthraxの3バンドと共にメタルーシーンを牽引し続け、現在ではスラッシュメタル四天王(海外ではBIG4)と呼ばれるモンスターバンドの一つです。
フロントマンのデイブ・ムステインは現在60歳と高齢になりつつありますが、通算15作目であり最新作の「Dystopia」は第59回のグラミー賞「最優秀メタル・パフォーマンス」を受賞するなど、その活躍ぶりは衰える事なく現在も多くのバンドに影響を与え続ける大御所バンドです。
数十年のキャリアの中でデイブ・ムステインを除くメンバーは幾度となく入れ替わっているのですが、今回紹介する「Rust in Peace」はそんなバンドキャリアの中でも「黄金期」と一般的に呼ばれている時期のアルバムです。脂が乗りに乗っています。
Baはデイブの住むアパートの隣部屋の住人で、共にMegadethを結成したデイビッド・エレフソン。
Gtは日本が好きすぎて現在日本在住となりタレントとしても活躍している超絶ギタリストマーティ・フリードマン。
Drはタイトでアグレッシブなドラミングで聴き手を圧倒するニック・メンザ。
もちろん、彼ら以外のメンバーも素晴らしいアーティストばかりですが曲の質やライブ・パフォーマンスを見てもこの時期が一番すごかったと言う人は多いようです。
さて、そんな「Rust in Peace」の聴きどころですが、僕自身がギタリストという事もあって偏ってしまうのですが「ギターリフ」と「ギターソロ」に着目してほしいですね。
ギターリフとは、曲中で繰り返されるギターのフレーズの事です。リフはリフレイン(繰り返し)から来ています。つまりギター以外でも曲中で繰り返されるフレーズはリフって呼ばれるんですね~
基本的にハードロック/ヘビーメタルの曲にはそのギターリフってのが入っていて、それがいいフレーズであればあるほど聴き応えが増すんですね。で、このアルバムに入っている曲のギターリフは他のバンドとは格が違う。
ひとつひとつのフレーズが複雑かつキャッチーでありながら、それが一曲の中に何個も何個も、惜しみなく使われてるんです。
その為曲展開が多様で、時に激しく時に重く、飽きが来ないんですよね。
デイブ・ムステインは天才的なリフ・メーカーである事を耳で感じました
また、ギターソロに関してはマーティ・フリードマンの貢献が大きいですね。
彼のギターは「泣き」と「こぶし」があるんです。何の話かっていうと、彼は日本の文化的音楽(演歌など)に大きく影響を受け、時にはその音階を使用したギターソロを弾くのでさながら「ギターが歌っている」ようなギターソロを奏でるんです。
特に7.Tornado Of Souls ではロック界全体の中でも名ギターソロと様々なメディアで取り上げられています。
このギターソロに憧れてギターを始めた人は多いんじゃないかな~(ボクは半年練習したけどムリでした笑)
他の曲でもスリリングなギターソロが曲のアグレッシブさをさらに盛り上げている気がします。
長くなりましたが、機会があれば是非是非聞いてみてくださいね!
それではまた!