こんにちはナカジーです。
今回は永遠のアマチュアバンド(関係者のみなさん、スミマセン
。。。)、そしてビートルズ大好きバンドで有名なチープ・トリックです。
チープトリックのオリジナルメンバーはボクが世界で一番声が好きなボーカリストのロビン・ザンダー、12弦ベースを操る男前のトム・ピーターソン、ギターオタクの変人リック・ニールセン、そして太っちょメガネのサラリーマンみたいなバニー・カルロスの4人グループです。
ボクとチープトリックとの出会いは15歳の時に彼らのセカンドアルバム「蒼ざめたハイウェイ」を聴いたところから始まりました。
ポップス色が強いロックバンドという印象で、収録曲の全10曲はほぼ同じパターンの曲で、確かアルバム全体で30分あるかないかという非常にシンプルだったのを覚えています。
決定的にチープトリック好きになったのは次作の「天国の罠」からで、前作と比べ飛躍的にバンドが成長し、ドラマチックかつバラエティーに富んだ楽曲が増えたことと、やはりボーカルのロビンザンダーの歌唱力によるところが大きいと思います。
あの”クイーン”同様、本国より日本で売れっ子になり、武道館で行ったLIVEを収録した「LIVE at 武道館」はもともと日本限定の発売から評判を呼び、本国アメリカに逆輸入され彼らとしては初の大ヒットアルバムに
シングルカットされた「甘い罠」も全米4位までチャートを駆け上がりました。(この曲がヒットしたのは日本の女の子の黄色い声援が海外では珍しく、話題になったとも。。。)
そして次のアルバムの「Dream Police」もスタジオアルバムとして初の大ヒット。(名曲「Voices」収録)
この頃までがチープトリックの第一次ブームで、ボクもかなり聴きこんでいました。
第二次ブームはトムクルーズ主演映画の「トップガン」に”Mighty Wings”という曲が使用されたときから始まり、さらに翌年のアルバム「永遠の愛の炎」からのシングル「The Flame」がバンド初の全米1位に輝いた1980年代後半ごろ。
その後は映画トランスフォーマーにやはり楽曲を提供したことぐらいで、やや露出が減った感があります。
そんななかバンドの曲ではありませんが、ロビンザンダーの歌唱力が際立った曲が、ロビンがソロで出した「In This Country」。
当時F1テレビ中継のテーマソングや映画「オーバー・ザ・トップ」にも使われた曲です。
ロビンの声はメタル系のボーカルの”切り裂くような高音のシャウト”とは違い、”骨太で重厚なシャウト”でなかなかこういう声を出せる人っていないんですよね~。
さらに曲によって様々な歌い方を使いこなしています。
歌が上手っていいですよね~。