こんにちはナカジーです。
”ドモ アリガト ミスター ロボット”
はい、解った人はおそらく50~65歳ぐらいの年齢でしょうね。
前々回の「ボストン」前回の「フォリナー」に続いて今日は「Styx(スティックス)」です。
1970年前後にロックのひとつのジャンルとして「プログレッシブロック」(プログレ)が生まれました。
代表的なバンドは【ピンク・フロイド】、【イエス】、【キング・クリムゾン】、【EL&P】などがあります。
ドラマチックで抒情的なのはいいんですが、ボクにとっては難解なうえになにせ曲が長い
そのプログレにハードやポップスを加えたのが「アメリカン・プログレ」で、スティックスはその”旗手”として人気を博したグループです。
ボクがスティックスを好きになったキッカケは高校一年の時にラジオで偶然聴いた【Come Sail Away】
すぐさま収録されているアルバム「グランド・イリュージョン」を購入。
(昔のアルバムジャケットはアートでしょ。。。)
翌年に出したアルバム「pieces of eight」が超お気に入りで、現在でもタマに聴いています。
なんとなく中世のヨーロッパのダークな感じを持っていて、当時毎晩聴いていました。
日本で注目されはじめたのはその次のアルバム「コーナー・ストーン」のシングルカット【Babe】が全米一位を記録したときぐらいかな
でも一方でアルバム全体がバラード的要素が強くなってきたのもこれがキッカケで、皮肉にもBabeの大ヒットがバンドの方向性をボク好みから変えていってしまいました。
そんなことはお構いなしに自作の「パラダイス・シアター」も全米一位のメガヒット
日本でも人気絶頂を迎えます。
そしてブログの最初に書いた問題作【Mr.ロボット】
あからさまにヒットを狙って話題を呼ぶように作った曲やアルバムがファンにとどまらず、メンバー間にも亀裂を生んでしまい、結果主要メンバーの”デニス デ ヤング”と”トミー ショウ”が仲違いとなり、バンドは活動休止となってしまいました。
話をまとめると好きだったバンドが”一曲の大ヒットによる甘い蜜”で変貌していってしまったという顚末ですが、以前書いたフォリナーとも流れが似ているなと感じました。
このことって会社の方向性や自分自身の人格形成にもいえることなんじゃないかな?とブログを書いていて感じました。(急にビジネスマンに戻ってしまった。。。)
あなたはどう思いますか~
さあ、帰って”ボート・オン・ザ・リバー”聴こうっと。