こんにちはナカジーです。
中学一年生のときにクイーンの「オペラ座の夜」を聴いて洋楽に目覚めたのがもう45年も前。
今日から当時好きだった1970年代~80年代前半の洋楽をマイペースで紹介してゆきたいと思います。
なお、主観による話が多くなるので気にさわったらゴメンなさい。
クイーンといったら同世代のバンドでまず思いつくのが「KISS」ですね。
でもそれは当時の日本の音楽メディアが騒いだだけで、両者の接点はほぼありません。
クイーンとキッスとエアロスミスを3大バンドと称して、まるで郷ひろみ・西城秀樹・野口五郎の「新御三家」や山口百恵・桜田淳子・森昌子の「中3トリオ」みたいに売り込んだのが実情です。(話が古いな~。)
とはいえ当時のキッスはレコードセールスはさっぱり。
ただ演出満載のLIVEが評判を呼んでジワジワファンを増やしてゆきました。
現在でもやってますけど、口から血を流したり、火を吹いたり(吹いた火が髪に燃え移ったのがウケて話題になったときも。。。)、ギターを壊したりと、まさにテーマパーク状態。
ただアルバム【地獄の軍団】(原題Destroyer、当時のキッスのアルバムは全部「地獄」がついていました。ハハハ。。。)をリリースした頃からそのストレートでポップな音楽が評価されはじめました。
「デトロイト・ロックシティ」「狂気の叫び」はLIVEの定番ですし、キッス史上最大のヒット「ベス」もこのアルバムに入っています。
その後も「地獄のロックファイヤー」がヒットし、次のアルバム「ラブガン」でその人気は最高潮を迎えます。(これが1976年)
そうなるとロックバンドあるある話で、内紛が起きます。
当初ボーカルのポール・スタンレー、ベースのジーン・シモンズが中心となっていたバンドにギターのエース・フレーリーとドラムのピーター・クリスが待遇面で不平や不満を持ち始め、お決まりのドラッグとアルコール漬けに転落。。。
ライブの楽屋でも一切メンバーは口をきかなくなるし、日本来日の際は大ゲンカをしたらしいです。
結局この二人は脱退となり、そこからキッスの人気は大暴落。(今思うと代名詞のメークを落としたのも話題づくりだったのかなぁ。)
今振り返ると金儲けが優先のいやらしいバンドでしたが、ラブガンまでの楽曲はシンプルで聴いているだけでハッピーになり、ボクはとっても好きでした。
現在キッスも年齢が70歳になり重さ20㎏のコスチュームや高さ30㎝のブーツが限界となり引退を決意したみたいで、その「引退ワールドツアー」の途中ですが、今年にはいり新型コロナウイルスの影響で中断しているらしいです。
そんなキッスの楽しいライブのなかでもオススメは【キッス・シンフォニー】
フルオーケストラの人達がキッスと同じメークをしてキッスのロックサウンドに”ぶ厚さ”を増しています。(ロックと弦楽は合うな~。)
金儲け至上主義といわれたキッスですが、成功を収めたのは紛れもない事実ですし、何より”少年たち”の心をときめかせてくれました。
be happy all of the world