こんばんはナカジーです。
明日は3月11日。
東日本大震災からもう9年にもなります。
今年は新型コロナウイルスの影響で追悼式も中止になってしまいますが、この場を借りまして多くの亡くなったかたへの哀悼の意を捧げたいと思います。
大震災の教訓を風化させないためにも、先日浜岡原子力発電所の原子力館に行ってきました。
ボクの住んでいる町から直線距離で約70㎞。。。
9年前このような情報が連日連夜福島原発から流れてきましたね。
”人は忘れてしまう生き物”なので震災も「福島クライシス」もずっとずっと当時の状況を語り継いでゆくべきだと、当然のことながら思います。
そういう意味で最近上映された「Fukushima50」(https://www.fukushima50.jp/ )
も観たいのですが、ここにも新型コロナウイルスの影響が。。。
話を戻して、浜岡原子力発電所はずっと以前から見てみたかったところ(そうはいっても原子力発電所が見学できるわけではありませんが。。。)なので、いささか興奮しました。
原子力発電所の入り口には当然ながら物々しい警備や警告看板が立っています。(チョット手汗が。。。)
いざ資料館に入るとやはり子供や家族連れにも楽しめるような展示や解りやすい解説が心掛けられています。
そしてエレベーターで最上階へ登ると浜岡原子力発電所の全容が一望できますが、残念ながらここは撮影NGでした。
圧巻だったのは原子炉を実物大で再現した展示で「制御棒」など、聞いたことがあるワードの説明もキチンとなされています。
そんな中で浜岡原発の安全理論に最も踏み込んでいたのは超巨大な「防波壁」です。
福島原発の津波による事故を教訓にした、なんと地上高22m(根入れを含めると40m)の擁壁です。
JISで定められた最大サイズの強固な鉄筋を含む”絶対に壊れない、絶対に越えられない構造の防波壁”が原子力館の展示の多くを占められているような気がしました。
海と原発の間には高さ12~15mの盛土と高さ22mの擁壁があるから安全だということです。
浜岡原発を後にし、近くの砂浜へ出てみると、東方向の原子力発電所に対し、西方向の数えきれない風力発電のための風車が我が国の今日の電力事情を物語っているような気がしました。
次世代、次々世代のために代替エネルギーに加速度的に移行してゆくことを願うばかりです。
be happy all of the world