読書の秋 | ゴトウコンクリート㈱が全国の道路を安全で快適にすることを考えるブログ

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こんばんは。

東京営業所の大竹です

 

今回は少しばかり遅いですが読書の秋ということで

僕のおすすめの本を紹介したいと思います。

 

その本は…

伊坂幸太郎作 火星に住むつもりかい?

です!!!!

 

「住人が相互に監視し、密告する。危険人物とされた人間はギロチンにかけられる…身に覚えがなくとも。

 交代制の「安全地区」と、そこに配置される「平和警察」。この制度が出来て以降、犯罪件数が減っているというが…。

 今年安全地区に選ばれた仙台でも、危険人物とされた人間が、ついに刑に処された。こんな暴挙が許されるのか?

 そのとき!全身黒ずくめで、謎の武器を操る「正義の味方」が、平和警察の前に立ちはだかる!」

 

というあらすじです。

ジャンルとしてはディストピアフィクションで様々な視点から描かれる群像劇です。

平和警察は密告された人を危険人物として捕らえ、ひどい拷問ののち自白させ処刑する。立場上は正義なのかもしれないが

やっていることは悪のような組織に対抗する正義の味方のお話です。

 

 この作品にまず惹かれたところは現代版魔女狩りという設定です。僕自身ディストピアものが結構好きなのでストライクでした。

話も、予想できてもその予想を超えてくるような内容で面白かったです。

最初のほうで結構キツイシーンがあり気持ちが沈んでいくばかりでしたが後半に行くにつれどんどん物語も加速していき一気に読み進めてしまいました。なので、前半で挫折しないで最後まで読んでほしい作品です

しかし、読後感が人を選ぶような気がしました

作者の伊坂さんが「シラケない程度のほどほどに前向きな話を書く」という考えのもと書かれたものなので

ちょっと消化不良に感じる人もいるかもしれません。やっぱり悪は滅び正義は勝つほうが読後感はスッキリしてますしね。

ただ、この作品はそういう終わり方ではないんですよね。僕はこっちのほうが好きだなーと思いました

 

気になった方は是非お手に取って読んでいただければなと思います。

 

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火星に住むつもりかい? (光文社文庫) 文庫 – 2018/4/12 Amazon