ポルトガル5日目。
アヴェイロに宿泊してますが、この日も朝からショートトリップ。
 
アゲダという街で7-9月にかけて
アンブレラ・スカイプロジェクト(Umbrella Sky Project)
傘祭りが行われて、インスタ映えする景色があるとのことで、行ってきます。
人が来る前の朝イチがおすすめとの記事を見たので、朝から移動。
 
アパートメントホテルは、朝はスタッフはいないので、指定された場所にスーツケースを置いて、鍵も返却。
 
boltでタクシーを呼んで駅へ。
 
アゲダまでは電車で一本。
omioで乗車券は購入済み。
片道500円ぐらいで40分電車に乗ります。
 

9時過ぎにアゲダの街に到着。

駅舎がカラフルに彩られている!

 

傘祭りが描かれてる。7月には蒸気機関車が走ることがあるみたい。

 

線路の枕木が彩られてなんかウキウキしますね。

 

駅名はアズレージョで彩られている。

 

こんな民族衣装があるのかしら。。。

 

入口側にもグラフィックが。

 

可愛い。アズレージョとアートがいい感じに合わさっています。

小さな地方都市の小さな駅舎。

でも、街全体が傘祭りで最大限盛り上げようとしているのがわかります。

 

傘祭りの会場となる商店街は、駅の目の前かと思ってたら、目の前はなんの変哲もない普通の街並み。

事前の調べでメイン会場はルイース・デ・カモエンス通りだとわかってたので、Google mapで検索。

 

本当にGooglemapに助けられています。

 

駅前を右に進み、一本道を下っていくと、会場につきました!

建物にデコレーション!

 

カラフルベンチ。フォト用でしょうか。

 

メイン通り! おお!!!!

 

うわぁ〜!

 

写真で見て知ってますが、実際に見ると心が躍ります!

 

青空に映える!

 

傘をつるしているだけなのに、なんて素敵なんでしょう。

 

 

 

商店街の壁などにもアートが。

 

 

同じような写真ですが、とにかくポップで可愛くて綺麗で。

写真撮りまくり!

 

お土産はもちろん、傘! ん?自転車は何?

 

傘がなければ、さびれた商店街なのにね。

 

アズレージョとカラフル傘もよく合いますね。

 

壁や配電盤にもイラストが描かれて、ベンチも可愛い。

 

路地を覗くと階段にアートが。

 

ちょっと奥まったところにまで傘!

 

また自転車?このあと、わかります。

 

メイン通りを抜けると広場に。

 

こちらにもアートが施されてます。

 

そして、また別の筋の商店街があります。

こちらは、ひまわりみたいな黄色い傘!

 

傘に合わせて?壁に一面のひまわり。

苗木の緑もマッチしてます。

 

透明部分がある傘なので、先ほどのカラフル通りとはまた違って、青空との共演!

 

建物の窓に映り込んでてすてき。

 

いいなぁ。。。なんか楽しいなぁ。。。

 

黄色の商店街から分岐した筋は、緑の傘!

 

緑と青空もいいねえ。

 

 

 

短い筋には青の傘が。

 

 

 

青空と青い傘。

 

また壁に魚!アヴェイロの魚の遡上オブジェといい、ポルトガルは魚アートが多いな。

 

 

 

陽が射すと、傘の影が建物や道にできて、模様を描く。

 

緑傘の商店街筋にアート作品エリアがありました。

 

あっ自転車?

 

編み物?でデコレーションされた自転車。

 

こちらも。さっきのお土産の元ネタはこれね!

 

なんかユーモラスなアート

 

太陽があがってきて、陽が降りそそぐ。

 

全ての筋を回っても、一周15分もかからずまわれる商店街を3周しちゃいました。

 

到着時はやや空が曇っていたのにどんどん青空に。

太陽が昇るにつれて光の射しかたも変わり、変化が楽しい。

そして、上にばかり気を取られてると2周目、3周目で足元に新たな発見があったり。

 

お土産屋さんもポップ!

 

 

 

何枚撮ってもまだ撮りたくなる。

 

 

 

3周して満足。

お茶して休むことに。

 

帰りの電車は2時間後を予定してたので、満足するだけ回ってお茶して戻るのにちょうどよかった!

 

搾りたてオレンジジュースと謎のお菓子。

パイ生地に包まれた甘〜い黄身餡でした。

アヴェイロで食べたオヴォシュ・モレーシュに入ってたやつです。

この地方の名物の黄身餡、ほぼ全てのお菓子に使われていた、、、

 

坂を上り駅に戻り、またomioで買った乗車券で11時半の電車でアヴェイロへ戻ります。

 

行きは空いてましたが、帰りは結構な人がホームで待ってたので、二両編成の小さな電車で座れるか心配でしたが問題なしでした。

 

アゲダの傘祭りは確かに陽が射す時間帯の方が良かったので、9時は少し早すぎたかな。

到着当初より、2周目、3周目の方が綺麗だったので。

ベストは10-12時の2時間で回るのがおすすめかも。

 

人はどんどん増えてくるので、そこは悩ましいですが。

 

それにしても、コスタノヴァといい、アゲダといい、アヴェイロといい、

ポルトガルは地方都市の再生というか、村おこしが上手です。

アヴェイロを中心として、コスタノヴァやアゲダがあるから、

リスボンからポルトへ直行せずに、途中で立ち寄る気になる。

 

特にアゲダはさびれた商店街を傘を使ったお祭りでここまで盛り上げるのはすごいです。

 

とある記事によると。。。

 

アゲダの傘祭りをプロデュースしたのは「インパクトプラン(Impactplan)」というポルトガルのマーケティング会社です。もともとは夏の強い日差しを避けるために町の人々が考え出したテクニックだった傘のトンネルが、一躍町おこしの起爆剤に。人口1万人強の小さな町へ、傘祭りを見に毎年何万人もの観光客が訪れるようになりました。インパクトプランは、世界各国でも「アンブレラ・スカイプロジェクト」を展開中。アゲダの傘祭りとよく似た光景がほかの国でも見られることも増えています。

 

元ネタは町の独自の習慣だったとは!

このアンブレラプロジェクト、日本では小淵沢のリゾナーレ八ヶ岳でやってるってみたことがある。

本当に世界に広がっているんですね。

元はこのアゲダです!