ガンダムの予約が取れず、失意の私。
この日の予定はガンダムを見た後、
友人おすすめのサウジアラビアのショーを見ようということにしていました。
 
サウジアラビアのショーはどこにも告知されておらず、友人がパビリオンの人に今日ショーがあるか聴いたら
19時15分、45分、20時15分
の3回あるとのこと。
 
へえー、
本当はガンダムを見て20時15分のサウジアラビアのショーを見ようとしてましたが、私の中では、ガンダムが遅い時間しか取れなかったらサウジのショーは諦めようと思ってました。
そのぐらい前情報のないショー。
 
ガンダムが取れなかったので、スペイン館をあとに、サウジアラビアへ。
館内に入る人の行列は相変わらず長い!
それとは別に小さな待列が。これがサウジのショーの列だそうです。
 
7時15分ぐらいだったと思いますが、45分のショーの列に並べました。
 
15分ほど並ぶと19時半には移動で、パビリオン見学の行列を横目に、私たちはスイスイ館内へ。
 
人気のサウジアラビアのパビリオン。
確かに中東のスークに迷い込んだような雰囲気のある建物

 

 

 

 

建物の頭を抜けると小さな広場が。

ここがショーの会場です。

舞台の周りにとおされ、座って待っていると、建物の高い壁にプロジェクションマッピングで映像が出てきます。

まずはサウジアラビアの紹介。

 

 

 

サウジアラビアに行ってみたくなる。

 

 

 

そひて、途中からはサウジアラビアのアーティストの作品紹介。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現代アート的な映像を見た後、一気に雰囲気が変わります。

 

深い青が映し出され、チェロをかかえた女性が静かに舞台に。

 

 

チェロの弦をゆっくり構えて、、、、

 

一音目から衝撃!!!!

なんて美しいチェロ。なんて物悲しいチェロ。

こんなに異国情緒な音を奏でるなんて。

 

そして、後ろから登場した男性の歌声が合わさる

すごい、

すごい、

なにこれ

歌声とチェロの音色が建物に反響しながらも天高く夜空に吸い込まれていく。

 

プロジェクションマッピングは、海から月が昇る

そして、船が現れる

 

漁師の男性、その恋人の女性、

 

 

 

真珠をとりに海に潜った男性が沈んでいく

 

 

もう心が震えるってのういうのことなのね。
全く予期してなかった感動に、なんと表現していいのやら。
連れてきてくれた友人に感謝です。
 
チェロがこんな音色を奏でるなんて。
アラブの歌声、こんな深いとは。
このパビリオンの舞台の雰囲気といい、全てが素晴らしい。
 

水の物語 というショーでした。

後で調べると、8月ごろは大人気で1時間以上待ちどころか5時間待ちもあったとか。

演者さんの都合で期間限定で終わったと思ったら再演して、、、みたいなイレギュラー公演だったようで、この日はまだこのショーが再演されてるとは気付いてない人も多かったようで、まさかの30分前待機で入れちゃいました。

 

ありがとう、友人。

万博らしいフィニッシュは、ガンダムではなくサウジのショーで大正解です!!

 

ショーを見た後は普通にパピリオンをみれます。

 

海洋保全の取り組みとして3Dプリンタを使った珊瑚の再生技術など展示されてた

 

他にもアートの古くから伝わる技術の説明やスポーツのサウジの有名選手の紹介など。
 
そして、最後に大きなスクリーンでサウジが目指す未来都市と次回のリヤド万博の構想が流れる。
そっか、次の万博はサウジアラビアなのか!
この映像が素晴らしくて、最初、通りがかって途中からの映像を横から立ち見してましてが、
次の始まりから、真ん中にしゃがんで、最初からじっくりみました。
 
リャド万博、行ってみたい!!
 
私が映像を見てる間に友人が出口付近にあるカフェに並んでくれてた。
サウジコーヒーとアイスをオーダー。
 
カルダモンなどがきいたコーヒー、コーヒーというよりハーブティー。初めてのお味でした。
 
サウジアラビア館、最高でした。
友人が大好きなハンガリーのショーもきっと素晴らしいんでしょうね。
 
この激混みの中で、素晴らしいショーを一つでも見れたことは本当にラッキーです。
 
大満足の万博。