同期女子とご飯会。

10年ほど前にランチでよく行っていた八丁堀のフュージョン料理のクーリへ。

そうそう、お店は2階だったよな。懐かしい。


こぢんまりとしたお店です。


厨房もこぢんまり。


夜はコース6050円で10皿以上を楽しめるおまかせ。

まずワインを


最初に出てきたのは、お店の人がスープと呼んでいるくろもじ茶


こちら。


くろもじとはどんなものか出してくれました。

小枝を折るとスパイシーな芳香が。

いい香りでスタート。


続いて、おっ、大好きなパニプリ。

まさかここでインド料理アレンジがでるとは!

パニプリの中には、チキンやからすみ、上にはかたばみの葉っぱ。

敷かれている枝はシャルドネ。

しっかりカラスミのも感じて贅沢な一口。


続いて、お皿がいくつも運ばれてきます。


こちらは、

いさき トレビスの泡 ひまわりの種 


豆腐のムース、松ぼっくりの新芽のオイル

とうもろこしムース


はた 熊本阿蘇の茄子 熊本千砂味噌ソースさや大根ピクルス

さや大根を初めて食べたけど、全然大根の味はなくて美味しかった!


こちらはスイカにズッキーニの茎のピクルス。

ズッキーニの茎は空洞だと知りました。


こちらはメモが残っておらず、なんだっけ?


イカ墨のクレープ、ケール、ほたて、ルッコラマヨネーズ


パン!このパンがめちゃめちゃ美味しい。

そうだ、思い出しました。こちらのお店、パンが本当に美味しいんです。


きくらげ 魚介のクリーム ごまさば

すっごくしっかりしたきくらげ!


まだ中盤なので、もう一杯ワインを。

これはシェリー酒の樽に仕込んだワイン。本当にシェリーなような芳醇な香り。


どんぐりクッキー 牛の赤ワイン煮と実山椒のパイ包み


アズキハタのカルパッチョ サラダ


こちらは、器の上の紙の蓋に火をつける




燃えていく煙が最後のスパイス?

生姜と赤ワイン煮鳥レバー

端っこの焦げたわしを食べてみたら香ばしくて美味しかった!


あゆのコンフィ 鯖節のスープ仕立て ルッコラ添え

鮎の旨みと鯖節が見事!


お口直し


実山椒のアイスクリームとシフォンケーキ


いよいよメインです。

もう何品食べたっけ?


シャルドネの枝を燃やして 鳥の炭火焼きと牛の赤ワイン煮


デザート


梅とケールのケーキ、パッションフルーツのソース


いくつも出てくるお料理はどれもシェフのこだわりが。

お野菜や山菜はシェフが自ら山にとりに行ったり実家で作ったものだったり。


食材もマニアックで面白い。


そして、お皿が個性的で渋くて素敵。

お会計の後にお皿について聞いてみると、てしまという10人ぐらいしか住んでない島のものです。

てしま?豊島?!

あの大好きな豊島美術館のある?


後で調べたら手島という別の島でした。


ただ、お店の人はこの食器も愛しているようで、聞いたら嬉しそうに答えてくれて、このお店でやる陶芸家とのイベントも教えてくれました。


ワインもこだわりの品々が揃っていて本当にすごいお店です。


このメニューで6600円って奇跡ですよね。


ただ、お水はお冷はなくて900円のボトルを頼むしかない。ソフトドリンクの方が安かった、、、


でも、また行きたいな。