一年半に一度のフラメンコの発表会。
GW明けの五月下旬に開催されました。

今回は、バストンという杖を使ってファルーカを。
ファルーカはもともと男性が踊る曲。今井翼が得意として踊ってたっけ。

で、そのファルーカをバストン=杖を使って踊る。
バストンといえば10年ぐらい前にマルティネーテという踊りで使いました。が、この時はどう踊っていいのかイメージが湧かず、最後まで乗り気になれなかった上に、衣装として着たマントンのフリンジが手を挙げて決めポーズするたびに付け睫の上に乗り、少年A事件と呼ばれる出来事が。
トラウマです。

なので今回は、リベンジでもあります。
曲はキビキビしながらも哀愁があり、結構好きかも。
踊りもバストンをみんなでバシッと揃えたらかっこいいかもと前向きにスタート、

が、この一年半でずっと一緒にやってきたクラスのメンバーの3人が辞めることに。
8人でスタートしたクラスが5人になってしまいました、、、、

5人って群舞って感じじゃないなぁ、、、

でも、5人のうち2人は入門の時から一緒にやってきた仲間、2人も10年ぐらい一緒の仲間、なので意識しなくても息がぴったりだったのか、発表会の1ヶ月以上前のとあるレッスン後に、先生からこのクラスは仕上がりがいいとお褒めの言葉、、、

1番先生と揉めてこの三年で2回も大喧嘩しているクラスなんですけど、、、

コロナもありアルティスタさんを入れての練習はリハーサル前は一回しかなく、リハーサルもいつもの大きなレンタルスタジオが休館しているため、本番と同じ広さで確認することができず、例年より不安材料いっぱいで発表会をむかえました。


習い始めての年月だけ無駄に長くなった私は控室も優先的に鏡の前の席をいただけるように、、、

夕方5時半開演ですが9時から集まりメイク。

あっという間に場当たりの時間に。


今回の場当たりは、ここまで一度も本番の広さでの確認をしてないのでら場当たりというより通しで踊ってフォーメーションと位置を確認。


が、踊る側も初めての広さに困惑だけど、先生も今更だけど立ち位置など調整したくなる場面がたくさん出てきて、一つの演目にかかる時間が15分とかに延長、、、

結果、私たちは場当たりは最後だったので時間がなくなり、動きの確認はできず立ち位置だけのチェックで終了。


いよいよ不安が増す、、、、


そして始まった通しリハーサル。

ここでも大ハプニングが、、、

なんと、歌い手さん2人のうち1人が到着してない!時間の勘違いなのか寝坊なのかわからないが、とにかく来てない!


とはいえ、開演までの時間は限られてるので、来ているもう1人の歌い手さんが担当する演目だけを先にリハーサルすることに。


もう現場スタッフも、生徒も大パニック。

順番が飛び飛びになってるので複数演目出る人は着替えが間に合わなくなったり、次何をやるのかみんな理解できてなかったり、、、大騒ぎ。


私たちのファルーカは、2部の最後の方の演目ですでに来ている歌い手さんが担当なので、リハーサルを前倒しで。


ざわざわした中で初めての広さで踊る一回だけのリハーサル。

本番に関わるのでしっかりチェックして踊らないと、、、


が、踊ってる途中で、1時間以上の遅れで歌い手さんが到着。

しかも慌ててたからか、私たちが踊っているタイミングで舞台に上がってきたので、他のアルティスタさんが困惑して一時停止、、、


おいおい、、、なんで今上がってくるんだよ、、


と心で呟きながらリハーサルは終了。


大丈夫かぁ?!


まあ、人数少ないので構成も複雑じゃないので大丈夫でしょう!

みんなで記念撮影!

今回は男踊りなのでパンツに膝までのスカートでギャルソン風


ブレリアは自由衣装なので数年前にパレハで踊ったガロティンの衣装。

私が持ってる唯一のオーダーメイド


控え室のお仲間とパチリ

さて、本番は、、、

最初のブレリアはワタシの斜め前で踊ってたYちゃんが一拍早くポーズを入れた、、、

思わずつられそうになるところだけど、リハの時から何度かやらかしてたので、つられずに済みました、、、


そして、ファルーカ。

一箇所勘違いして違うふりをしそうになったけどなんとか誤魔化して、、、

あとは問題なく終了したのでは。


もちろん、まったく打ててない脚もあるけど、いつものようにエア打ちで打ってる風に誤魔化してます。


見に来てくれた友人も私のエア打ちを見逃さまいとじっくり見てたらしいけどわからなかったとのこと!

打ってる風のプロ、、、

今回も見に来てくれた人、ありがとう!

楽しく踊れました!