美の巨人たちをみて、気になった資生堂のデザイナー 石岡瑛子展に行ってきました。
資生堂を代表する前田美波里のポスターを手掛けた人。
東京都現代美術館で開催。
コロナなので人数制限しており事前予約できます。
美術館は、人数多いと全然落ち着いて見れないので、コロナのおかげで快適に楽しめるようになりした。
天気最高!
事前予約した私はスイスイと、、、
ちょうど森さんの女性蔑視発言が取り打出されてたけど50年以上前に女性の存在を主張し、ジェンダレス、ダイバーシティな世界を表現していた石岡瑛子さん。すごいなぁ。
資生堂って、こういう石岡瑛子を採用し、企業として広告を作っていたすごい会社。
日本の文化を牽引する企業、、
最近はすっかり存在が薄くなっているけど、資生堂には日本のためにも丸くならずに頑張ってほしい。
資生堂を離れた後はパルコの広告やマイルスデイビスのレコードジャケットなども手掛けている。
グラフィックだけでなく、才能を発揮した展示会は見応えがありました。
そして、最後に出てきたのが北京オリンピックよ開会式の映像。
この開会式の演出にも石岡さんは携わったとのこと。
懐かしいなぁ。
あの壮大な絵巻物の演出は記憶に深く残っている。
懐かしみながら映像をみてると、不意に、東京オリンピックはどんな開会式を準備しているんだろうか。
そして、今も準備に励んでいる大勢の人がいるんだろうか、、
と今年行われるのか未だに見えない東京オリンピックのことが思い出された、、、
私はオリンピックとかW杯とかにわかファンで大いに盛り上がれるタイプ。
大会があるといつもみているだけど気持ちが高揚し、元気付けられた。
スポーツって人を元気付け前向きにさせる力があるよなあ。
と、オリンピックを見てる時の気持ちが思い出された。
そして、、
このコロナで塞ぎ込んだ気持ち、前向きになれない気持ち、高揚することなくなった感情を、世界中の沈んだ人々の心をもう一度元気付けられるのはオリンピックしかないのかも。
と思った。
それまではオリンピック開催反対だったのに、
急にです。
無観客で行っても経済効果ないしって思ってたけど、経済なんてどうでもいい。
それより、どんな形であれ、コロナ禍でも人間の叡智で、今までにはない新しい形でオリンピックを開催し、スポーツ競技で人間の強さや生命力を体現し、競い合う姿をみることこそが、今必要なのでは、、、
世界にメッセージを送り、世界を元気付けられるチャンスを日本は与えられたのに、なぜ、なんの発信もしてないんだろうか。
力強くオリンピックの意義を発信して、世界中を味方につけて開催に向かっていけばいいのに。
アピール上手なアメリカだったら絶対やってた。中国だってやってるはず。
あー、、、、
世界を引っ張れるチャンスなのに、、、
石岡瑛子さんから、とんでもない方向に思考が飛んだ日でした。