コロナの今年、フラメンコのレッスンも4月はお休み。
5月はリモート。
6月からお教室で再開されたけど、マスクして密にならないように、入り口では検温と消毒しての対策。
10月に予定されている発表会に向けて先が見えない中でも構成を考え、仕上げてきました。
多くのお教室がホールでの発表会をあきらめ、リモートや無観客の発表会に変わる中、
先生の英断で、うちのお教室は予定通り発表会を実施することに。
控え室やお客様が密にならないように完全に二部制に、終演後のロビーでの挨拶もなし、群舞の構成も蜜にならない構成に、、、
とにかく対策取れるだけとって実施です。
正直ありがたかった、、、
発表会がないとゴールがなくなり、日々のレッスンのやる気が失せる。
それに加えて、この外出規制の中、週に一度フラメンコのお教室に通えることだけでもすごく気分転換になってたし、救われてました。
そんな発表会ですが、私の出番は二部。
途中に短い踊りブレリアがあり、メインはラスト。
今回入りは13時と遅く。一部の人が準備を終え、控室を明け渡してくれる。入れ替えですね。
一部の人がリハーサルと本番をしている間に私たちは準備。
なので、楽屋に舞台の映像が流れてるけど。こちらもバタバタしてて、全く見ることができない、、、
なんかモニターで発表会の本番の映像が流れる中での準備ってとっても不思議な感じ。
一部は短い演目が多かったので予定より30分早く終了。
リハーサルも繰り上がりました。
コロナでクラスメンバー集まっての自主練が禁止されてたため、いつもなら、みんなで踊ってる様子をビデオに撮って自分一人おかしなとこがないかチェックできるんだけど、今年は一回もやってない。
しかも、1週間前にある振り付けでわたしだけスカートの持ち位置が違うことをクラスメイトに教えてもらって冷や汗、、、
絶対他にも気づかずに間違ってるところがあるはず、、、
なので、ゲネプロのモニター映像を他のクラスとお友達に動画で撮ってもらいました。
冷や冷やで確認したら特に目立つところはなかった、、、
良かった。
でも、いつものことだけどお教室とホールの舞台は広さが違うので立ち位置が難しい、、、
あっという間にリハーサルが終わり、ヌルッと本番突入。
今回のブレリアの衣装はこちら。
スカートはいつものですが、ブラウスは昔スペインで買ってきたもの。それに先日バーゲンで思わず購入したシージョを。
っていうか、コロナ太りでブラウスがぱつんぱつんなので、ジージョでお腹と背中を隠す、、、
暗い曲です。悲しみと孤独と辛い運命、それでも生きていく、、、
そんな曲で、不吉な言い伝えのため、ジプシーたちは今でもこの曲を弾きたがらないというほどの曲。
そのぶん情緒たっぷりの曲調で踊っていてすごく気持ちが入りやすく、生演奏が入ってからは踊るのが楽しい、、、
お気に入りの曲です。
衣装も黒で、髪飾りも地味に、、、
さて、本番は、、、
ブレリアは最後退場していく足を完全に間違えた、、、
ペテネラは立ち位置がずれてちょっと焦ったらフリに影響したのと、最後、テンポが上がりすぎてカウントが取れず、みんなに合わせてなんとか乗り切ったという感じで、リハーサルの方が良かったかも、、、
まあ、そんなものですよね。結局。
エンディング挨拶もないので、自分の出番が終わったら片付けを始めるというなんとも区切りのない終演、、、
達成感が微妙だな、、、
そんな中でも、元クラスメイトやいつもきてくれる中高時代の友人たちが観にきてくれました!
でも、観にきてくれてありがたかった、、、
次は、、、、
昔踊って鬼門の杖を持って踊ります、、、
終わらないフラメンコ、、、