お伊勢巡りは、朝6時に起床して6時半開始。

神宮は5時から空いており、早朝の方が人も少なくゆっくり参拝できるということだし、せっかく宿泊してるからなるべく早めにスタートということで、6時半スタートです。

朝の清々しい空気の中、まずは外宮へ。
ホテルからは歩いて五分ほど。

お参り前に伊勢神宮の成り立ちを。

奈良の皇居に居た天照大神。
ある時疫病が流行り、アマテラスは皇居の外に出ることに。(何故かわからない)
垂仁天皇の時代にアマテラスの落ち着く先を探す命をうけた倭姫命が、全国を巡り、この伊勢の地をみつけ、神託をうける。
そして、この地にアマテラスを鎮座させることに。それが内宮。
内宮に移ったアマテラス、自分で1人ではご飯の用意ができなくて困ってしまう。
そうだ、丹波国に料理上手な豊受大御神がいたっけ。
ということで、アマテラスが豊受さんを豊受大御神をこの地に呼び寄せる。
豊受大御神は、内宮のそばの外宮に鎮座し、食事全般を司っている。

日本の一番上位な神様の割には、弟の暴力に嫌気がさして洞穴に隠れたり、食事のために丹波神様を呼び寄せたり、意外と女っ気のある神さま、、、

内宮の外宮の関係から、天照が伊勢に鎮座できるのも外宮の豊受大御神のおかげ。
お参りは外宮から内宮の順に回るのが決まりです。

ということで、朝イチの外宮
火除橋を渡り、神の領域へ。

6時台ですが人はまばらにいます。
手水舎で手を清め、

奥へ進みます

玉砂利をサクサク踏みしめながら気持ちのいい参道
神楽殿で先に御朱印をもらって進みます

正宮 豊受大神宮です。厳かな気分に。
伊勢神宮正宮は格式の高い神様なので私利私欲のお願い事はNG!
あくまで日頃の感謝を伝えるのみ

こちらは古殿地。前回の遷宮までこちらに社がありました。

正宮を後にして別宮へ向かいます

別宮でも格式高い多賀宮


土宮は大地の神

風宮、風雨を司るので最近の異常気象を鎮めていただくようにお願い

下宮巡りに1時間。
いよいよ本命天照大御神のいる内宮へ向かいます。

時間が勿体無いので、タクシーで移動。

まずは、内宮の入り口。
五十鈴川にかかる宇治橋を渡ります
五十鈴川が美しい。
この川を越えることで神の聖域に入っていく気分になります。

橋が朝日で輝いてます。

橋の袂から宇治橋を。美しい橋。

時間は朝8時前。広い参道。

三重のお酒の樽が並んでいる


手水舎で清めます

内宮のお清めの本番はこちら。
五十鈴川でも清めます。


内宮の印象はこのたおやかな五十鈴川の流れ。

朝日の中を進みます

鳥居の向こうに神楽殿。御朱印いただきます


なんだか荘厳な樹木たち。


いよいよ正宮です。
この階段を登ってお参りしていきます。

正宮のお参りの後は横道へ。
荒祭宮を目指します。

途中にある御稲御倉

そしてこちらが荒祭宮
別宮では少し私利私欲を願う

神楽殿に戻ってきました。
七五三がいました。

またまた脇道へ。五十鈴川を渡ります。
少し紅葉してます

こちらは風日祈宮。

きちんと異常気象を鎮めていただくようお祈り。

酒樽のところへ戻ってきました。

白い花は花びらがハート型、、、

朝渡った宇治橋に戻ってきました。

6時半にスタートして、ここに戻ってきたのが10時前。
3時間ほどかけて、伊勢神宮、外宮、内宮をお参りできてひとまずホッと。