今日はフラメンコのお教室のパーティーでした。

ちょっと嬉しいことがあったので、キューバ話を中断です。

5月の発表会でMちゃんと踊ったガロティンを披露しました。

発表会は、後輩たちにも好評でしたが、リハーサルなどですでに披露済みなので、少しアレンジ。

2人で話して、発表会でMちゃんが振りで私の帽子を取り上げたところを、策略を読んで逆に私が取り上げるというちょっとした変更を加えました。

あとは間延びしてたところをカットしてコンパクトに。

発表会から三ヶ月立ってるのに、あまり練習する暇もなく、先生に事前に見せた時は、練習してないのがバレて少し呆れられた、、、

それにしても、私はスタジオパーティーに出るのは10年以上お教室に通ってる中で二度目。
滅多に出ないスタジオパーティー、そんな私でも今回出演するのは、このガロティンがとっても踊ってて楽しいから。

発表会だけで終わりにするのはもったいなく、Mちゃんにスタジオパーティーに誘われたら二つ返事でOK!

そんなガロティン。
衣装はもちろんオーダーメイドで作ったこの衣装。

今日は舞台じゃないのでメイクは薄め。髪は団子にせずに下ろしてます。

朝11時にスタジオに集合し、準備とリハーサル。
本日のアルティスタさんは、カンテもギターも発表会とは違う人。
カンテさんは女性。
曲の構成をMちゃんが説明してくれた。
私たちの小芝居仕掛け、カンテさんはなんか楽しそうに聞いてくれている。

で、リハーサル。
とにかくこのガロティンは踊ってて楽しいので、全く緊張はしない。
うまくいかないとこがあってもMちゃんとならなんとかなるって頼ってるとこもあるから。

で、久しぶりに生ギターとカンテで踊るのって楽しい!
またまた楽しんで踊ってしまった!

楽しかったあ。

そしたら、とある後輩の子が寄ってきて、
「実は今ガロティンを習っていて、参考にしたいのでリハーサルを動画で撮ってしまったんです。
あのガロティンがすごく好きで。
すいません。私の勉強用に見させてもらっでいいですか。
嫌なようでしたら消しますので。」

なんたる光栄なお言葉!
そんな風に思ってもらえるなんてむしろしあわせです。
っていうか、しかもその子、発表会のリハーサルで見て、初級クラスなのに手のさばきとか体の使い方とか美しくて、絶対経験者だよ、、、とか注目していた子。むしろあなたのセビジャーナスをお手本にさせてくださいって言いたいくらいの子だったので、余計に嬉しい。

そんなことがあって、パーティー開始。

座ってる隣の席は普段なかなか会うことのない後輩さん達。
そんな後輩から
「なん年ぐらい続けてるんですか?いつか私たちもあんなふうに踊りたいって発表会の時に見てクラスメイトと話してるんです」
なんて言われてしまった。

私も初級の頃、憧れの先輩のパレハがあり、あれをいつの日かやりたいと思ってここまできた。
まさか自分がそんな風に後輩に言われる日が来るとは!!

いやぁ、つくづくなんか嬉しい言葉が。

そして、本番。
実は帽子を放り投げようとしたら手が引っかかって思わぬ方向へ飛んでしまったりしたけど、そんなアクシデントも2人の阿吽の呼吸で楽しく対応。
リハ以上にこれがまた楽しかった。

何度でも踊りたい楽しいガロティン。

スタジオパーティーを楽しく過ごして、帰ろうとしたところ、お作法がわかってない私をMちゃんが呼び止め先生のところへ。

そっか、挨拶して帰るものなんだ、、、

なるほど。

で、先生に挨拶すると。
先生「大好評だったわね。
カンテさんもあの踊りはあの子達が考えたんですか?楽しかったって言ってたわよ。」

私たち「あれは、先生が考えてくださったから、、、」
 
先生「もとは私が作ったけど、どう踊るかはあなたたちだから。あれはあなたたちの個性よ。大事にしなさい。個性を」

こんなに素晴らしいお言葉を頂いたのは初めて!
本当に嬉しい極め付きのお言葉でした。
録音したかった、、、

たしかに、個人レッスンで作ってもらった振りだから、私たちにあって踊りやすくて楽しいのかなと思ってたけど、Mちゃんとのあの振りのガロティンは、ある意味「当たり役」的な感じなんだろうな。

色々とありがたい出会いとなったガロティン。

本当に嬉しい1日でしたね。