お腹いっぱいになった後は、西麻布から乃木坂の新国立美術館へ。

現代アート クリスチャン ボルタンスキー展へ。

体験型なので空いてる平日に是非来てみたかった。
直島か新潟のトリエンナーレか、どこかの現代アート展で見たことがあるような気がするクリスチャン ボルタンスキー。

が、いってみると、生と死、生きることについて考えさせられるような重めの展示でした。

特に最初の展示の映像が衝撃的。
女性の人形を舐める男、その後は、ひたすら咳き込み続け嘔吐物にまみれるひと、、、
なんだこれは、、、

その後は、人の写真を使った祭壇のような展示

新聞の死亡通知の写真を使ったり、なんとも生と死の意味合いの強い作品、、、

私が一番惹きつけられたのはこちら。
アニミタス という映像作品


大地に風鈴がたくさんならびに、風が吹くと風鈴がなり、ゆらゆらと揺れる。
真っ白でどこなのかわからない土地で揺れる風鈴。
なぜかいったこともなく写真で見て印象に残っていた恐山の風車を思い出す。
あの世とこの世の境目。風鈴の音はあの世からのささやき、、、そんなイメージ。

こちらは、クジラに向けて呼びかける映像

洋服の山が朽ちていく人々の魂のように見える

やっぱり、生と死、あの世とこの世だったのね、

なんか、ちょっとどんより気分になってしまいました。