金曜日、少し早く会社を出て、天気がいい中、上野へ。

桜が満開!上野は賑やかですね。
老若男女の日本人に加えて外国人たち、、、


目指したのは桜ではなくこちら。

奇想の系譜展!
先日北斎展も楽しかったですが、こちらは伊藤若冲始め、江戸のファンキーな絵画を集めている楽しみな展示会。
なのに、もう終わってしまう。
滑り込みです。

今回は若冲や国芳以外に新たな面白い画家を知りました。

入り口入るとまずは大きな若冲の絵がお出迎え
鯨と象の対比の屏風。
白と黒の対比でもある。
陸と海の対比でもある。
想像上の象がなんともキュート。

若冲の絵はお得意の鶏の絵など。これも見応えあり。

で、今回の新たな面白画家は、、、

長沢芦雪

若冲の白と黒、鯨と象のような絵が
芦雪は、象と牛
巨大です!

で、よーくみると、牛の足元に小さな生き物が、、、

グッと近寄ると、、、犬だ!
なにこのポーズ、、!
セクシーに斜め座り。このキョトン顔。
私だけが見つけたのかと思ったら、芦雪の犬って有名でした、

こちらは、、、ナメクジの絵。ナメクジが這った後が絵の中心。笑える、、、

そして、1番のお気に入りは
禅師の白隠
このだるまもいいです!
一気に書き上げた感じと大胆な感じが好き

蛤菩薩
菩薩の周りに魚やタコなんかを頭に乗っけた人々が、、、

このぬっと飛び出た手。これも禅の教えの絵

なんておおらかな絵でしょうか

南無阿弥陀が白隠の手にかかると身近な感じに

面白い。
曾我蕭白、岩佐又兵衛、狩野山雪なども初めて見ましたが、私の好みは断然白隠!

一つ一つじっくり見てたら、美術館を出る頃には日が暮れて。夕日が綺麗!
桜と夕日の競演


きてよかった!