登別温泉からバスを乗り継ぎ札幌へ戻ってきました。
札幌の夜の私流孤独のグルメ、それは
サヴール!
すすきののど真ん中。
北海道の食材のフレンチが食べたい!
と調べて見つけたお店。
なによりもカウンター席があるのが嬉しい。
その時、一人フレンチ初挑戦でしたが、奥さんの気遣い、シェフの声がけに一人でも居心地よく、そして何よりも初めて食べたクネルというリヨンのお料理に感動し、それ以来機会があれば伺ってる。
っていっても札幌。一人ご飯の機会なんて二、三年に一度しかないので、3回目か4回目です。
どうやら2012年にオープンしたらしく、私はかなり早めに訪れてたようです。
今やすっかり落ち着いて、残念ながら初めて来た時の驚きのコスパからはかなり値上がりしてますが、、、、
で、8000円のベーシックコースです。
昔は6000円だったかな、、、
前菜はレバームース
付け合わせのセロリのマリネも美味しい。
本物のししゃもです。
ぶりのカルパッチョ。
そして、待ってました!
大根と羊が食べれないと言ってあったのにししゃもに大根が添えられていて、奥さんが気づいて厨房の片隅でシェフに注意してた!
すいません、わがままで。
玉ねぎのポタージュ
これは、トリュフが入っていて香りがいい〜。
野菜がとにかく美味しい。
中にはポロネギのローストやインカのめざめも添えてあって1つ1つが味わい深い。
こちらがクネル!
白身魚を擦り、小麦粉とバターを合わせてふわふわの塊に。アメリケーヌソースを混ぜたグラタンソースでオーブンで熱々に。
いつ食べても美味しい。
東京でくねるがあるお店を見つけて行ったけど、ここの感動は全くなく、とにかく私の絶讃クネルはここ!
この日はお客さんが少なくて常連のご夫妻とシェフ、奥様、みんなで会話が盛り上がったけど、常連さんもここのクネルが一番って!
シェフは、リヨンの本当のクネルは実はこんなにふわふわじゃない。これはシェフのアレンジなので、リヨンのクネルを知ってる人ならこれは違うって言います。
なんて言ってたけど初クネルをここで食べた私はクネルといえば、サヴール金田シェフのクネルなんです!
なんて会話で盛り上がった。
口直しの葡萄シャーベット
石田めん羊牧場から取り寄せる羊がとにかくスペシャル。
それは知ってますが、どうしても羊は無理な私。
シェフにも、きっとこちらは美味しいのだろうけど、私はどうしても匂いがダメ。昔エノテカピンキオーリで出た羊も全く食べれず、、、
と話し今回も羊回避。
そして、横の黒い塊、これは、シェフから
脂身を焼いてますのでよかったら。
と言われたものです。
脂大好きな私としては絶対に美味しいに決まっている!とカロリー無視で口へ運ぶ。
おーっ、想像以上にうま〜い。
大好きなホルモン、コプチャンみたいな歯ごたえです。
噛み締めると旨味がジュワー!
食べ終わった後も、常連さんとわいわい会話。
その間シェフが大きなボールでネリネリしてるのが気になって、何?って聞いてみた。
久しぶりに作ってるんですけど。羊のいろんな部位を細かくして練って型に入れてテリーヌみたいにするんです。
ヘェ〜、、、
絶対私食べれないやつだ、、、
と、、、
シェフがそのネリネリを一口小皿に取ってくれた。
羊のチャレンジです。
これが食べれたらお肉絶対大丈夫ですよ。
結構ハードル高い感じのネリネリを一口。
ん?コンビーフみたいな味。
あれ?意外といける、、、
もしや、、、
あーっ羊臭がきたー、、、
「いけるかと思ったんだけど、、、
ダメです、、、来ました。羊の匂いが、、、」
これ、脂も入ってるからねぇ。
とシェフ。普通の肉以上に匂いハードルが高いペーストだったよう。
羊好きな常連さんも残念そう。
悔しいなぁ、、、羊食べれるようになるならこの店でと思うんだけどなぁ。
ミョウガやセロリが食べれるようになったようにいつの日か客にこの匂いがいいんだよねってならないかなぁ、、、
ぼやきながら、二口目、
そして、三口目、
ん?なんか手が動いて一口で終わらず試してる、わたし、、、
しかも、二口三口と食べるうちに匂いを感じなくなって来た。
結局完食!
シェフ!食べちゃいました!食べれちゃいました!
次こそは羊にチャレンジしますかね。
わたしに取っては新たな一歩、前進の一歩。
常連さんも金田シェフご夫妻もみんなで楽しむ
孤独のグルメ in札幌
サヴール、また来ます!