気になってた舞台、プルートゥ。

髑髏城の7人の舞台でその演技に驚いた森山未来がでてるし、ぶりぶり過ぎて苦手だけど踊りのうまい土屋太鳳も出ている。

で、知り合いが見に行った感想をfacebookにあげてるのを見ていよいよ見たくなった、、、

もちろんチケットは売り切れ、、、

で、ついに使ったのが知らない人とのチケット譲渡。
チケット流通センターというサイトにたまたまアクセスし、使いやすいとか信用できるとかな評判を聴く前から検索してみると、、、

S席とかも、プラス手数料ぐらいの良心価格で出てるじゃないですか!

しかも、このサイトはお客さんの間にサイト運営が入ってチケットが手に入らない限り、売主にお金が行かないようにできている。

これなら安心かも!

で、s席の中でも真ん中の方の席、しかも価格も二千円程の上乗せしかないチケットを購入。

購入すると、まだ発券されてないので、ファミポートの発券番号が教えてもらえます。
自分でファミマで番号を打ち込めば間違いなくコピーとかではない本物のチケットが手に入りました。

これ、ラクかも。
今度また見たい舞台でチケット取れなかったら使おう!

さて、プルートゥ

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原作は知らないんだけど、手塚治虫を原作とした滝沢直樹の漫画。
かなり熱狂的ファンを持つ話らしい。

なので、舞台の演出は漫画へのオマージュがずっと感じられ、舞台もコマ割りのように区切った見せ方があったり漫画の映像そのものを映し出して重ね合わせたり、、

まず面白かったのが、人間と見分けがつかないくらい精巧なロボットの表現。

ロボット役の周りには何人も人が影武者のように囲み、まるで内部のプログラミングを表すかのように本体の動きを操る。
こんな感じ
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なんて発想!
そして、それを演じられる演者の素晴らしさ。

ロボットと人間が共存する世界をこんな風に表すなんてすごいです。

そして、もちろん、人間には見えないザ、ロボットもでてきます。

人を襲って捕らえられているロボットは、長い手が触手のようでそれを揺らめかせながら語る姿は邪悪だし、
子供のロボットではペッパー君が出てきて、愛を与えたくなる儚さを持つし、

そして、プルートゥは、巨大!
ちゃんと動く巨大なロボット。

演出のこだわりを感じる。

森山未來のアトムはその身体能力を生かした動きで、空を飛び、戦う。
あのワイヤーアクションじゃない空を飛ぶシーンは感動モノ。

しかも、しっかり少年に見える演技!

ウランは、土屋太鳳。
せっかくのダンス能力を見せるシーンはほとんどないけど、ウランと、ケジヒトの妻ヘレナの2役をうまく演じ分けていて、あっぱれ。

脇固める吹越満や柄本明は、こういう漫画っぽい世界にぴったり

原作を知らない私でも十分楽しめたし、漫画ファンもたまらないんじゃないかな。

プロジェクションマッピングの使い方も見事で
こんな感じ。
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とにかく驚きの演出とぴったりな世界観。

最後の戦闘シーンもなんか不思議なものと戦うアトム。
物体なのか思考なのか気体なのか、、、
それも漫画通りらしいです。

無理してみに行ってよかった!
とつくづく思う舞台でした。