午後は郊外のトゥラカイ城へ。
ヴィニリュスのバスターミナルからバスで40分ほどの郊外。
バスは一時間に2本くらいのペースででてる。
トゥラカイのバスターミナルに着いたら、帰りのバスの時間を確認。
バスターミナルからトゥラカイ城まではてくてく歩いて30分。意外と距離がある。
湖の湖畔に到着。
ノスタルジックな曲とモネの絵にでもでてきそうな帽子と花柄のスカート。
どうやら、結婚するらしくお祝いのメッセージを見知らぬ人からもらってるらしい。
これは、リュートでしょうか。
音色が景色によく合います。
14世紀に建てられた城ですが、複雑な歴史を持つリトアニアにおいて長く荒廃の時期があり、第二次世界大戦後に修復が開始されたとのこと。
無事にバスターミナルに着くと、バスに乗れず歩いてきたずぶ濡れの人が駆け込んでくる。
城へのつり橋を渡り、入城。
ポーランド、ロシア、ドイツ、ソ連と侵略され続けた歴史の前のリトアニアとして国が繁栄してた時代の城。
城を出た後は、このトラカイ地方の名物
キビナイ
を食べに!
要するにミートパイ。
食べてホッとしてると雲行きが怪しくなってきた。
お店の人にタクシーを呼んでもらったが手配ができず。
そろそらレストランをでないとバスの時間に間に合わない!
バスターミナルまで歩いて30分だしね。
と、お店を出たら降ってきました!
大粒の雨が。
空は真っ暗。稲光が光り、雷がゴロゴロ。
やばいって思ったところで、目の前に行きに見かけた
観光用列車型の巡回バスが。
なんてラッキー!
運転手さんに聞いてみると、バスターミナルに行きます。
しかも乗り込んだらすぐに発車。
あっという間にゲリラ豪雨状態
この雨の中、30分歩いたら、ずぶ濡れだけでなく、デジカメとか電子機器類が水没するでしょう。
本当にラッキー。
道は川のように溜まった水が流れてる。
無事にバスターミナルに着くと、バスに乗れず歩いてきたずぶ濡れの人が駆け込んでくる。
あのバスに乗れたなんて奇跡的なラッキーさ。
もし、レストランを出るのが3分遅ければ、バスはなかった。
もし、レストランを出るのが五分早かったら豪雨になることを予想せずバスを横目に歩き出してた。
もしあのレストランを選ばなかったら店を出た目の前にバスが止まってるなんてこともなかった。
いろんなラッキーが重なりました。
まあ、このトラカイ城に行く寸前にバスターミナルでスマホを紛失するという今までにないアンラッキーな災難があったので、帳消しかな。