ヴィリニュスで二泊した後は、リトアニアから、お隣のラトビアへ。

 
ラトビアの首都 リガまでは約300キロ、4時間近いバス移動となるので、寄り道観光して移動することに。
 
寄り道目的は、リトアニア シャウレイの十字架の丘。
 
ヴィニリュスからシャウレイは、本数は少ないですが、電車があります。
 
朝移動だとちょうど良い時間にあったので、この移動は電車に。
 
チケットも、ヴィニリュスに着いた日に購入済み。
 
ちなみに、シャウレイからリガへの移動のバスは、他の方の旅行記をみて予約必須と知り、既に日本でネットで購入済み。
 
十字架の丘は、ユネスコ無形文化遺産であり、リトアニアの辛い歴史を象徴する丘。
 
バルト三国にきたなら行かないと。
 
さて、電車は快適にフリーWiFiも完備されて、快適に2時間で到着。
 
駅を降りると閑散としている。
 
スーツケースをゴロゴロしながら、駅を出て左。人気のない街中を進み、バスターミナルへ歩いて5分ほど。
 
バルト三国は、バスの方が使いやすいので、電車の駅よりバスターミナルの方がずぅと賑わってます!
 
とくにシャウレイのバスターミナルはショッピングモールと一体。
 
時間が余ったらお買い物もできる!
 
スーツケースを切符売り場にある荷物預かり所に預け、
時間的には路線バスで行くことも可能そうでしたが、リガへのバスの時間が決まってるので、安全をみてタクシーで往復することに。
 
タクシーとの交渉も、見知らぬ方のブログで勉強済み。

往復と、丘での滞在時間1時間でトータル30ユーロだったはず。
 
タクシーの運転手さんに、声を掛けると英語は通じないようです。

でも、目的も交渉内容もみんないつも同じなので、慣れたものでメモが出てきました。
 
○印から十字架マークに行って帰ってくる矢印。
それに、十字架のところに1h
30€
 
なるほど、、、伝わりますね。
20ユーロにディスカウントをお願いしたら、十字架のところの滞在が30分とのこと。
 
それは嫌なので、当初の予定通り30ユーロで。
 
路線バスで行くとバス停から十字架の丘まで30分歩かないと行けないのですが、タクシーは丘まで5分ほどの駐車場までいけます。
 
時間のない旅行者はお金で時間は買います、、、
 
駐車場に着くと、おみやげ屋さんでいろんな十字架を売っている。
私も十字架の丘に祈りを捧げるために一つ購入。
バルト三国名産の琥珀の粒が飾り付けられてます。
 
舗装された道の際に十字架がみえます。
 
 
ここが丘の入り口です。
 
この十字架の丘は、ロシア帝国に支配されていた頃、処刑された人やシベリアへ流刑になった同胞を悼んで十字架が置かれたことが始まりだそうです。
年月とともにその数は増し、ソ連時代に撤去を試みたものの再び増え続け、いまは五万を超える数になっているそう。
 
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大小様々な十字架とロザリオ。
その重なりは様々な思いの重さを背負っているはずなのに、対照的な平和で穏やかな草原の緑と空の青さ。
 
そして、大地の広さ。
 
なにもない草原にポツンとできた十字架の丘。
不思議な光景です。
 
 
 
 
私も端っこに十字架を差してきました。
自由への道の十字架たち。
 
そして、丘の先には教会が。
なにもない祭壇の窓の向こうに十字架の丘がみえる。
 
つまり、祭壇は十字架の丘なんですね。
 

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シャウレイの十字架の丘での1時間はあっという間。
美しくも哀しく強い、無形文化遺産。

さあ、次はラトビア リガです。

ショッピングモールにあった
ヘスバーガー
で腹ごしらえ。
バルト三国にきてから、マックより見かけるのが
このHES BURGER
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まあ。まあのハンバーガーでした。

リガへのバスは予定通りきましたが、これまた誰かのブログにあった通り小さなマイクロバス。
荷物置き場は後部座席の後ろの薄い空きスペース。
私たちのスーツケースは入らず、狭い車内の通路に置くことに。

約2時間、カーブやブレーキのたびに転がりそうになるスーツケースを押さえての移動。

周りのお客さんの協力もあり無事にたどり着きました。

小さいバスなので、すぐに席は埋まるようで当日には満席で乗れません。

シャウレイに行かれる方は必ずバスの予約は事前にしてくださいね!