里山十帖のお夕飯は、5時半はじまりか、7時45分始まり。
テーブルにはメニューが、、
お豆腐のブラマンジェ、甘夏のゼリー寄せ、甘夏のピール。
早いか遅いか、、、時間がやや中途半端ですが、私達は遅めにしてお風呂やお宿を先に楽しむ。
食事場所は個室ではなく広い食事処。
天井が高く独特の空間を味わえる。
ん？向こうの試験管はなんだ？
こちら、食前酒的な飲み物。
正体は楓の樹液！
左は原液、右に行くほど煮詰めた物。
最初に登場したのが山菜尽くし！
ふきのとう、こごみ、うるいを自然薯でまとめたものが具のお出汁
サザエとクレソンの味噌和え
ちなみに合わせたお酒は、この地の
原液はほんのり甘い。
一番右は確かに甘い。
でもどれもサラサラでクセがなく、大地の恵みという感じ。
みず、自生の三つ葉、わらび
これを、焼き味噌と茄子酢で頂く。
茄子酢は茄子を麹で漬け込んだ上澄み。
醤油が高価な江戸時代にかわりに使われてたとのこと。
茄子からこんなお味が出るとは。
しょっぱくないお醤油って感じで美味しかった。
焼き味噌も美味しかったのでご飯が出るまで残りは片隅にとっておく。
のどぐろとメバルの握り。
間に山椒の葉が入っているんだけど、これがお寿司によく合う！
わさびじゃなく、山椒の葉、お薦め。
優しいお出汁に山菜の苦味がアクセント。
鶴齢
大吟醸と純米吟醸の飲み比べで。
新玉ねぎとそら豆
熟成肉のローストビーフ。
次は地味に一番お気に入り。
こそばの実粥に芹根がのってる。
蕎麦のみのつぶつぶ感、お出汁、芹の苦味がベストマッチ。きれいに一粒も残さず頂きました！
脂がジュワーとして噛み締めると甘さが出る。
私は添えられた蕗味噌ではなく、藻塩か茄子酢で頂きました。
横で炊き上げたご飯。
肉との相性はあまり好みではなかったけど、蕗味噌が美味しくて、、、
人生で初めて蕗味噌を心から美味しいと思い、存在意義をしっかり実感しました。
この蕗味噌は、この後のこちら、魚沼産こしひかりと頂きました！
炊きたての蒸らす前を一口頂き、甘みを感じる。
ご飯のお供たち。
村上の塩引き鮭がねっとりしてて美味しかった！
最後はデザートも
最後はデザートも
お豆腐のブラマンジェ、甘夏のゼリー寄せ、甘夏のピール。
派手さはないけど手をかけ、地のものを活かしたお料理。
品数も多くなんだか宝探しみたいな
健康的で発見のある夕飯でした。