まずは最初の演目、
ブレリアはちょっとだけ最後のフリが怪しくなったけど、あっという間に楽しく踊れました。

自分が踊らずパルマを叩いているときに、
見に来てくれてる友人たちが何処にいるか探したんだけど、、、みつからない、、、
二階席、ガラガラだなぁ。

なんか、最近、生徒の数の割に客席が埋まらない。
70人ぐらいの生徒だとしても、1人7、8人ぐらい呼べば、500席は埋まるんだけど、、

そんなことを考えながらブレリアは終了。

続いて、メインのアレグリアス コルドバです。

髪に引っかからないように、花の位置を下げ、イヤリングは二重の両面テープ貼り。

もう一度、ゲネプロで問題だったポジショニングの確認。

いざ出陣!

今回のアレグリアスは、最初に哀愁漂う歌が入る。
初級のときに踊った明るいだけのアレグリとは違って、大人っぽさを出したい。

そして、とにかく、ソリストたちに囲まれて悪目立ちしないように所作は気をつけないと。

背中ののび、首の位置、指先も気を緩めずに、、、

気をつけないといけないところが多いなぁ。

暗転でスタンバイ。

私は、前に先輩たちがマントンでカーニャを踊ったときに
「顔の大きさ比べ」と名付けるほど印象的だったポーズから、始まります。
そして、最後のポーズも「顔の大きさ比べ」。
すごい因果です。

ギターと歌が始まり、ゆっくり照明がついていきます。
最初はゆっくりと哀愁を感じさせるパート。ここはとにかく落ち着いて、、、

続いて、ソリストたちと足のパートの共演が始まります。

パートに入るための移動中、斜め前のメンバーのマントンが顔にばさっと当たり、おっと思ったら、なんか動きが止まってしまい、棒立ちの時間が、、、

あー、いきなりやらかした、、、

気を取り直して。
打てないジャマーダは、打ってる風に。
出来ない二回転は半回転半回転でいつも通りごまかす。

変な緊張で気持ちのいいはずのマルカールで、間違えそうになる。

ゲネプロでイヤリングを飛ばしたパートは手の上げ方を注意して、、、
よかった、飛ばなかった、、、

一旦退場。

そして、再登場は前列のパートです。
足は問題なかったけど、マントンを振り回すところが、微妙にいつものように綺麗に広がらない。
そして、なんか、みんなのタイミングがずれてるなぁと不安を感じながら決めポーズ。

シレンシオへ。
ここは、バッチリ合ってたんでは?
問題の斜めのラインもゲネプロよりは良くなった気がする。

みんなで大きな輪になって集まるところでは、顔を見合わせ目で会話。
楽しいねえって!

今まで何度も練習してこの輪を作ってきたのに、こんな風に全員の顔を見たことはなかったかも。

なんか離れがたい結束の輪、でも、振り付け通り最初に離れ、
一旦マントンを置いて足のパートへ。

二組に分かれてい打ち合うところは、コントラも綺麗に入って気持ちいい。

マントンを取りに行ってもう一度輪を作る。
そして、V字ポジションへ。

ここはいつも手が逆になりがち。
本番は間違えずにできました!

ブレリアに入る前の締めのタイミングは全員綺麗にきまり、これまた、気持ちいい~~。

ブレリアは本当に気持ち良く踊れました。

そして、最後に向けてどんどん盛り上がり、鬼門のマントン振り回しもなんとか無事にこなして最後はみんなで大きな輪に。

あ~~、、、1年半やってきたこの踊りがもう終わってしまう。
大きな輪で向き合うみんなの表情は達成感で満ちてる。

最後は、始まりの哀愁の歌が再び流れ、ゆっくり始めの位置へ。

マントンを回すタイミング、上げるタイミングは反対側にいるMちゃんと横目で見あって合わせます。
Mちゃんと数メートル離れているのに今だよって声が聞こえてくるようでした。

こうして、無事に終了。
小さいミスはいろいろあるけど、やりきった感!

初回から見に来てくれてる友達からは、最近失笑場面がなくてつまらないという声も頂きましたが、10年習ってるからねぇ。
いつまでも
「笑えるフラメンコ」
ってわけにもいかないし。

辛口な母親も一皮むけたと言ってくれました。

今回はソリスタに囲まれて踊る構成だったので、焦りましたが、姿勢や目線、手の角度など、細かい所作を学ばせてもらえてよかった!

ほんとに、このメンバーで踊れて幸せ。

とっても楽しい発表会でした。
やめられない非日常。。。
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