久しぶりに美術展でも見ようかと、開催状況を調べたら、面白い美術展を発券。
山種美術館でやっている
ゆかいな若冲、めでたい大観
新春の開催としてめでたい絵を集めた面白い企画。
しかも、私が大好き伊藤若冲!
1月から開催してたのでこの日曜が最終日!
気付いてよかった!
山種美術館は初めて行きました。
途中まさかの最寄の駅からの電車が人身事故で動いてないアクシデントに遭遇。
しかし、今日までの開催だからなんとしても行かないと、、、
バスを使ってなんとか地元を脱出。
美術館は恵比寿と広尾の間。
きたことのないエリアに立派な美術館がありました。
今日もガイドを聞きながら江戸から大正にかけての絵師たちのおめでたい絵を拝見。
入り口はまず、若冲の
河豚と蛙の相撲図
というユーモラスな水墨画からスタート。
ゆかいです。
でも、これ、蛙はガマガエル、毒のあるもの同士の諍いを皮肉ってる。
出だしは様々な画家の鶴と亀。
続いて松竹梅。
中でも、松竹梅の絵を、横山大観、川合玉堂、川端龍子が合作した絵がなかなか面白い。
それぞれの画家の画風が際立ってて。
続いて七福神。
この若冲の絵がまたふふって笑っちゃう。
そして、富士山と蓬莱山。
大観の富士山の名前は「心神」
雲海の富士が神々しい。
その後、いろんな吉祥が続く。
今回は歌川国芳の絵も2点ほど。
きん魚の絵!
最後の方にあった若冲の伏見人形図がよかったな。
今年は若冲生誕300年、きっと色んな展示会があるだろうな。楽しみ。